(2020年3月24日 更新)
“引き寄せの法則”とは、「あなたが思っていることが現実になる」こと。自分自身の「思い」が秘めているパワーのすごさに気づけば、幸せを自ら引き寄せられるんです!
そもそも「思ったこと」が「現実」になるとは、いったいどういうことなのでしょう? そのメカニズムを理解しておくことで、引き寄せの実現率がグンとアップしますよ!
≪目次≫
●POINT1 人、場所、物……すべては波動を持っている
●POINT2 あなたが思い、感じることも波動を出す よりよい波動を出そう
●POINT3 表層には見えない思い「潜在意識」人は常に波動を出している
●POINT4 「思い」が放った波動と同じものを引き寄せる
●願っているのに叶わない理由は反対の思いを持つ「潜在意識」
POINT1 人、場所、物……すべては波動を持っている
人や物、場所など、あらゆるものが波動を放っており、それぞれに高い・低いのレベルがあります。お花屋さんの前を通るといい気分になるのは、花が放つ波動が高いから。それに対し、ごみごみした場所や、事件・事故の現場はぞわっとしますよね。
基本的に美しいものや、愛、喜びに満ちているものは高い波動を放ち、それに対し争いや衝突、破壊などは低い波動を持っています。また、同じ波動を持つものは引き寄せられる性質があります。同じ場所で何度も事故やトラブルが起きたりするのは、そのためでしょう。
POINT2 あなたが思い、感じることも波動を出す よりよい波動を出そう
「うれしい」「悲しい」といった感情だけでなく、「こうなったらいいな」「これはこうあるべき」など、頭の中のあらゆる思考も波動を持っています。いつも前向きに物事を考える傾向のある人は、明るい波動を出しているでしょうし、「こうでなければ」という考え方をする傾向がある人は、四角四面な波動を出すでしょう。
これは「親しみやすい」「近寄りがたい」など、その人の雰囲気にも影響を与えます。引き寄せの法則の実践とは「感情や思考をコントロールする」→「それによってよりよい波動を出す」ということがテーマになります。
POINT3 表層には見えない思い「潜在意識」人は常に波動を出している
今、あなたが認識している心の領域を顕在意識と言います。「こうしよう」「これはやめよう」など自分で把握できている意識です。でもこれは心の表層にすぎません。あなたが認識できないところで動いている思いを潜在意識と言います。実はこの潜在意識の領域のほうが、はるかに大きいのです。
つまり「私の人生はバラ色」と顕在意識で思っていたとしても、潜在意識で「そんなの無理」と思っていれば、そちらが優勢になります。こうした顕在意識と潜在意識のズレやねじれが、「願っているのに叶わない」という事態を招くのです。
POINT4 「思い」が放った波動と同じものを引き寄せる
「思ったことがその通りに」現実化するというのが引き寄せの法則の鉄則。「こんな現実、望んでいないのに」と思ったとしても、あなたは心のどこかで、今の状況を望んでいたということです。
「幸せになりたい」と思っている人には、「幸せになりたい」と思い続けるような現実が引き寄せられます。「幸せだな」と思っている人には「幸せだな」と思わずにいられない幸せな現実が引き寄せられるのです。ここまでが引き寄せが実現する仕組みです。
願っているのに叶わない理由は反対の思いを持つ「潜在意識」
「私の人生はすべてうまくいく」と思っていても、潜在意識に「そんなの無理」という思いがあるのなら、それは実現しません。要は「私の人生はすべてうまくいく」と何の疑いもなく、信じ切れる状態になって初めて、潜在意識レベルでも「私の人生はすべてうまくいく」と思えるのです。
そのために必要なのは、思いの「強さ」ではなく、「量と時間」です。「私の人生はすべてうまくいく」という思いが常に頭の中で優勢になっている状態をずっと継続することができれば、「私の人生はすべてうまくいく」という現実が目の前に現れるのです。
自分のクセになっている思考パターンや抱きやすい感情の傾向を理解して、好ましい思考や感情を「選ぶ」ように意識する。そうすればよりよい波動を放つことができ、「よりよい現実」を引き寄せることができます。一度その感覚をつかめれば、目の前の世界がガラリと変わるはずです。
(steady.編集部)
構成/山田奈緒子(説話社)
監修/奥平亜美衣
イラスト/土屋みよ
文 / FASHION BOX
※ 誌面画像、文章の無断転載はご遠慮ください。