夏は髪の傷みにご用心!積極的に出かけたくなる夏。外ですごす時間が長ければ長いほど、たくさんの紫外線を浴び、頭皮は汗をかくことに……。5年後も健やかな髪でいるために、しておきたいお手入れの方法をご紹介します。今回は、頭皮と髪を清潔にキープするための基本のケアを、人気ヘアディレクターの長谷川さんに伺いました。
教えてくれたのは……
ESPER ヘアディレクター
長谷川弘美さん
丁寧な接客とさらりとおしゃれにみせる大人のスタイルが人気。女性誌やウェブなどで、自身のファッションやライフスタイルも参考にされることが多い。
頭皮と髪の清潔さが5年後の美髪につながる
夏になると強い日差しや高い湿度のために、髪はどうしてもダメージを受けがち。
「乾燥で髪がパサつきやすくなるのはもちろんですが、気をつけたいのが頭皮の環境。汗をたくさんかき、湿った状態が続くと皮膚のバランスが崩れてニオイやかゆみの原因につながるんです」と長谷川さん。
さらに頭皮に余分な皮脂が詰まって、ボリュームダウンの原因にも。
「夏は髪を紫外線から守ることも大事だけれど、頭皮の環境を整えることを意識して。うっかり夏にやりがちなのが、濡れた髪のまますごして頭皮に雑菌がわいてしまうこと。夏は特に頭皮を清潔に保つように意識して、しっかり髪を乾かしましょう。日々のセルフケアの積み重ねこそが、5年後の健やかな髪につながりますよ」
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夏のヘアケアレッスン
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【1】ブラッシング
シャンプー前に必ず髪のホコリをとる
ホコリや毛先のからみをとるため、シャンプー前にブラッシング。クッション性のあるパドルブラシで頭皮をマッサージしながらとかす。
【2】予洗い
しっかり予洗いして汚れを落とす
泡で洗う前に、予洗いをする。適温は38度。目安は1分30秒くらい。この時点で汚れがほぼ落ちていて、シャンプーの泡立ちもよくなる。
【3】シャンプー
頭皮をもみ込むように力を入れずに洗う
しっかりシャンプーを泡立ててから、なじませる。毛穴の汚れが落ちるように、指の腹で頭皮をやさしくもみ込むように洗う。
【4】トリートメント
水分をとってからトリートメントを塗布
シャンプーをしっかり洗い流したら、トリートメントを塗布する。一度髪の水分を手でしぼってからなじませると、浸透しやすくなる。
【5】ヘアドライ
根元から風を当てて温風のあとに冷風を
髪の状態に合わせてスカルプ用の美容液や洗い流さないトリートメントを塗布し、ドライ。根元から風を当て、乾いたら冷風を当てる。
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text_Chie Sakuma
illustration_Naohiga
edit_AYAKI ANDO[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年8月号)
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