アフターコロナで変わる妊活事情 自宅でできる「おうち妊活」とは?

新型コロナウイルス感染症が流行する前と後で、様変わりしてしまった人々の暮らし。感染リスクへの不安の波は妊活にも押し寄せて、今自宅でできる「おうち妊活」のニーズが高まっているといいます。

不安だけど、妊活を続けたい人が多い

アンケート調査(※)によると、20~40代の妊活・不妊治療中の女性で、コロナ禍での妊活について感じている不安は「外出による感染リスク」「妊活中や妊娠中に使える治療薬や予防薬がないこと」「胎児への影響」がトップ3。

※natural tech株式会社が2021年6⽉23⽇〜6⽉30⽇に同社商品のユーザー117人に行った調査から、妊活・不妊治療中の方の回答を抜粋。

グラフ1

さまざまなリスクや不安を感じて妊活を続けるべきか悩む一方で、「年齢や体の状態を考えると妊活を続けたい」と答えた人が、7割以上にものぼりました。

グラフ2
※新型コロナウイルス感染拡⼤を受けて、妊活・不妊治療、または妊娠の状況や⾏動に「あまり変化がなかった、変化がなかった」と答えた人への質問

 

また、流行しはじめた当初に比べれば医学的な解明も進んだものの、今なお家族が出産に立ち合えない、移動や対面による感染リスクから地方に住む両親に頼りづらい、といった「1人で産む」ことに対する精神的な負担も。

グラフ3

不妊治療でタイミング療法や体外受精を試みている方も多く、今後いつ状況がよくなるかわからないなかで妊活の延期・中止をする決断は相当に勇気がいるもの。それでも「今できることを」と、「自宅でできる妊活に力を入れた」と前向きに取り組む方が増えているようです。

体のケアからLINEで妊活相談まで……広がる「おうち妊活」サービス

こうした背景から、自宅でできるケアを重視する人や、なるべく外出を減らしたい人に向けた「おうち妊活」サービスが、広がりを見せています。

妊活ではクリニックでの治療だけでなく、自分の体の状態を知り、その上で妊娠しやすい状態に整えていくセルフケアも大切。今は地に根を深く張る時期と考えて、こうした「おうち妊活」サービスを利用しつつ準備を整え、今後の計画を練り直すのも一つの手かもしれません。

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取材・文:リンネル編集部、調査資料提供:natural tech株式会社

 

 

 

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