健康を損なう要因の一つである、細菌・ウイルス。ウイルスの飛沫は一度床に落ち、ホコリに付着して、再び空中に舞い上がります。それを吸い込むことで感染リスクが上がるため、ホコリの発生を防ぐことが重要です。ウイルス・細菌の発生しやすい場所を把握して、しっかり対策をしましょう!
教えてくれたのはこの方
松本忠男(まつもとただお)さん
株式会社プラナ代表取締役、ヘルスケアクリーニング株式会社代表取締役、日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事。東京ディズニーランド開園時の正社員、ダスキンヘルスケア勤務を経て、亀田総合病院のグループ会社に転職。清掃管理者として約10年間、現場のマネジメントに従事。1997年、医療関連サービスのトータルマネジメント事業を目的として、株式会社プラナを設立。これまで数多くのスタッフを指導してきた経験や、現場で体得したノウハウを、医療、介護施設、清掃会社などに提供している。現在は、スポーツと掃除を融合させたSOZY SPORTSを提唱するなど、健康と掃除に関する新しい取り組みに挑戦している。著書に『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)。
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健康を損なう原因! ウイルス・細菌が発生しやすい場所
リビングの室内干し:室内干しの下は細菌が増殖!
室内干しをすると湿度が上がり、細菌が繁殖。室内干しをするなら、扇風機の風を水蒸気が集まる衣類の下に向けて水蒸気を飛ばして。
トイレのファブリック:トイレ内のファブリックはウイルスの温床に
ホコリにウイルスや細菌が付着。ホコリがたまる布製品は、ウイルスが増殖するので注意。
トイレのタオルはペーパータオルに
布製のスリッパはビニール製にシフト
キッチンのシンク&床:水まわりは緑膿菌が繁殖!
シンクの隅や、濡れた布巾などに要注意。菌がついた布巾を使うと菌が拡散してしまう。
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(参考)
TJ MOOK『カビ・ホコリ・菌を撃退! 家の「正しい」掃除ワザ』
https://tkj.jp/book/?cd=TD295569
監修:松本忠男
編集協力/引田光江、齋藤那菜(グループONES)
執筆/上野真依(MANICO)、内田桃孔
イラスト/藤井昌子
デザイン/木村百恵
撮影/竹内浩務、北原千恵美
編集/FASHION BOX
(TJ MOOK『カビ・ホコリ・菌を撃退! 家の「正しい」掃除ワザ』)
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