(2020年2月20日 更新)
白髪・抜け毛・薄毛などの毛髪トラブルに悩む女性は大変多いです。東洋医学では、毛髪のトラブルを抱えた人は腎系統が弱いとされています。腎臓の疲れを取り除いて、その働きを活発にするツボをご紹介します!
≪目次≫
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教えてくれたのはこの方
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)さん
【Profile】
六本木・寺林治療院院長。1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳のときから1人で治療院を運営し、現在に至る。2008年には港区南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年3月、港区六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は27万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
白髪や毛髪トラブルに効くツボ
東洋医学では、白髪など毛髪のトラブルを抱えた人は、腎系統が弱いとされています。まずは、腎臓の疲れを取り除いて、その働きを活発にするツボ・腎兪を親指で左右に10〜20回押し動かして刺激しましょう。また、全身の血流が悪いと頭皮へも十分な栄養が行き届かなくなって、毛髪のトラブルにつながるため、全身の血行を良くする血海を左右に、ダイレクトに頭皮の血行を促す百会を上下に、それぞれ中指で10〜20回押し動かします。同じく頭皮の血行を促す角孫を親指で、同時に百会を中指で、それぞれ押さえ、10〜20回指を上下に押し動かしてマッサージしてもいいでしょう。
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腎兪(じんゆ)
おへそと同じ高さ、背骨から親指の幅1.5本分外側。左右にひとつずつ。おへそに親指を当て、脇腹へ。脇腹から腰骨へと親指を持ってくると見つけやすいです。
血海(けっかい)
膝のお皿の上、内側の角から指3本分上がったところ。
百会(ひゃくえ)
眉間の中心から頭のてっぺんを通る線と、両耳を結んだ線が頭頂部で交わる位置。
角孫(かくそん)
耳のいちばん高いところの裏側。
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(抜粋)
書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296672
著者:寺林陽介
イラスト:アオノミサコ
ライター:佐藤美由紀
special thanks:石井美保さん
編集/FASHION BOX
(書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』)
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