これからますます利用者の増加が予想されるQRコード決済。マネーライターの松岡賢治さんがQRコード決済をもっとお得に使う情報を教えてくださいました。せっかく使うならお得に賢く使いましょう!
教えてくれたのはこの方
マネーライター
松岡賢治さん
20年以上にわたり、クレジットカードをはじめ各種キャッシュレス決済関連の情報を取材・執筆。AllAbout「クレジットカード」ガイド。
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QRコードをもっとお得&便利に使う方法
1:近くにある利用可能な店舗を確認
各アプリに掲載されている利用可能店舗をチェック。サービスのなかには、現在いる場所から近い店舗を優先して表示してくれる機能も。利用できる店舗は続々と増えているので、こまめにチェックすることが大事です。
2:キャンペーン情報を見逃さない
各サービスは、さまざまなキャンペーンを常に実施しています。そのなかには、ポイント還元率が30%、50%に達するものも珍しくありません。キャンペーン情報は必ずアプリに掲載されるので、こまめにチェックを。
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3:ポイント2重取り、3重取りを狙う
サービスによっては、支払い方法にクレジットカードでの引き落としを設定すると、QRコード決済の利用ポイントにカードの利用ポイントが上乗せされます。こうしたサービスごとのお得な使い方を把握しておきましょう。
店舗以外でも「お得」「便利」に使える
QRコード決済が使えるのは、実店舗だけではありません。オンラインショップやバーコードの付いた請求書の支払いに対応しているサービスもあります。もちろん、ポイント還元率の高さは変わらず、使えば使うほどお得に!
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オンラインショップでも利用可能
オンラインショップや通販サイトのなかには、QRコード決済に対応しているものも。利用方法は、主にQRコード決済サービスに登録しているIDやパスワードを入力するタイプと、アプリ内にある「バーチャルカード」のカード番号を入力するタイプが。
対応しているオンラインショップでは、支払い方法の選択画面にQRコード決済サービスが出てきます(画像はゾゾタウン)。
アプリ内のバーチャルカードの例(画像はLINE Pay)。ここに記載されているカード番号を入力して、支払いをします。
公共料金や税金の支払いも
LINE Payの「請求書支払い」は、公共料金の請求書にプリントされたバーコードを読み込むと、料金の支払いができる機能。LINE Payのポイント還元が受けられます。また、キャンペーンが開催されているときに利用すると、ポイントが上乗せされることも。
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「請求書支払い」が使えるのは、東京電力エナジーパートナーや東北電力などの電力会社、地方自治体の水道料金などの一部。
請求書にプリントされているバーコードを読み取るだけで支払いが完了。コンビニなどに行って支払う必要がなくなります。
(抜粋)
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監修:梅田泰宏、西山美紀、松浦建二、松岡賢治、松方ヒロ
執筆・編集/山口佐知子、西山美紀、松岡賢治、松浦建二、木村 敬、松方ヒロ
イラスト/大野文彰(大野デザイン事務所)、水谷慶大、achaca
編集/FASHION BOX
(TJ MOOK『お金の不安をなくす本』)
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