それほど使った覚えはないのに、気がついたらお金がなくなっていた。そういう方は、なににお金を使っているのかを把握できていないのではありませんか?
まずは、いまなににどれくらいお金を使っているのかをきちんと把握するため、お金の整理整頓を始めましょう。
お金の整理整頓
お金のお片づけが苦手な人は、手元にお金があると、なににいくら使えるのかがわからなくなってしまうこともあるでしょう。そういう方は、家賃や公共料金、保険料などの「固定費」と呼ばれるものを、できるだけ口座引き落としにしましょう。
そして、収入から固定費と毎月の貯蓄や税金などを引いた額を、その月に使える生活費としましょう。次にこの生活費を「食費」と「ほか生活費」と、「予備費」に分けます。「予備費」は足りない生活費やイレギュラーな出費に使います。
財布は2個持ち
日常のお財布は、「食費」と「生活費」用の2種類を持ちます。1カ月分の予算を5週に分けて、毎週決まった曜日に予算を入れ替えます。やりくりをして残ったお金は、繰り越さずに取り分けておきます。やりくりで残ったお金と、予備費の余りは、使うための貯蓄口座へ入金しましょう。
レシートチェック
使ったお金を見直すことも大切なことです。そのために、「レシートチェック」をやってみましょう。
買い物をした際のレシートを見直し、商品名ごとに、
・必要なもので安く買えたもの・・・〇
・必要だけれど節約の余地があるもの・・・△
・無駄遣い・・・×
と印をつけるだけ。×印のついたものの合計金額は、無駄のかたまり、つまり貯蓄可能額というわけです。お金の整理整頓とレシートチェックで、余計な買い物をなくしていきましょう。
無駄なモノを捨てると「貯まる体質」に変わる!
『1年で100万円貯まるすっきりお片づけ生活』(宝島社)
定価:本体1100円+税
着ていない衣類・使っていないソファ・機能していない収納道具、ご家庭に眠っていませんか? それはあなたの浪費の証拠です。賃貸の場合、いらないもののスペースをなくし、小さな部屋に引っ越せば家賃の節約になります。お金の貯まる人は、自分の持ち物を全て把握して、無駄が目で見える部屋に住んでいます。「空間 is MONEY.」部屋を片づけて、暮らしを効率的にすることで浮いていくお金を、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美がレクチャーします。また、流行のフリマアプリやプロバイダ・格安携帯などとの賢い付き合い方も。
監修/丸山晴美
イラスト/のじゃのじゃこ(マンガ、著者イラスト)、まゆ
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください
※ 書籍発売時2018年2月の情報になります
【オススメ記事】
※ 「よろしかったでしょうか」だけじゃない! 社会人が間違えるヘンな敬語5選
※ ストローで息を吹くとイライラが消える!? 今すぐ実践できる「5つの怒り解消習慣」