[医師が教える健康法] 毎日の食事に1片のブルーチーズを取り入れるだけ!

[医師が教える健康法] 毎日の食事に1片のブルーチーズを取り入れるだけ!

出典: FASHION BOX

栄養素がギュッと詰まったチーズ。おいしいですが、塩分が多く、血管に悪いと考える人もいるでしょう。しかし、ブルーチーズとチェダーチーズには、血管を若返らせる成分、ラクトトリペプチドが入っていました。ぜひ毎日の食事にブルーチーズやチェダーチーズを取り入れてみましょう。

教えてくれたのはこの方

[医師が教える健康法] 毎日の食事に1片のブルーチーズを取り入れるだけ!
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新浪 博士(にいなみ・ひろし)先生
1962年、神奈川県出身。1987年、群馬大学医学部卒業後、東京女子医科大学大学院修了。同年、東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所に入所。アメリカ・ウェイン州立大学、オーストラリア・アルフレッド病院、オーストラリア・ロイヤルノースショア病院への留学で心臓血管外科の研究と治療に従事する。帰国後、東京女子医科大学心研循環器外科医長、東京女子医科大学心臓血管外科助教授を歴任。2004年に順天堂大学 医学部心臓血管外科助教授に就任し、当時の天皇陛下(現在の上皇)の心臓手術を行った天野篤教授のパートナーとして活躍。埼玉医科大学 心臓血管外科教授を経て、2017年より東京女子医科大学 心臓血管外科の主任教授に就任。現在、年間300症例もの心臓血管外科手術を手がけている。

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1日の食事に加えて、血管を若返らせよう

研究段階とはいえ、血管にさまざまないい効果をもたらしているラクトトリペプチド。1日3食の食事やおやつ、おつまみなどに加えることで、しなやかで強い血管がつくれそうです。

ただ、やみくもにたくさん食べればいいわけではありません。塩分が多いため、食べすぎると意味がなくなってしまいます。ブルーチーズとチェダーチーズの1日の目安量の上限は30g。塩分量に換算するとブルーチーズは1日で約1.1g、チェダーチーズは0.6g相当ですので、無理なく減塩もできるでしょう。

食べるときは、加熱せずに食べたほうがいいと考えられています。少し食べ方は制限されますが、アイデア次第でいろいろと楽しめます。

ラクトトリペプチドとは
カルピス社が発見した成分。乳たんぱくを原料とした成分で、体には欠かせないアミノ酸が3つ結合したもの。血管をしなやかにしたり、血圧を下げたりする効果が報告されており、トクホ※の飲料やサプリも登場しています。

※特定保険用食品の略称。国の審査の元で許可を得た食品に表示される。体の生理的機能に影響を与える成分を含み、特定の保健目的が期待できるとされる。

加熱しない生の状態で食べたい

そのまま食べてもおいしいブルーチーズ&チェダーチーズ。独特の風味や塩気を活かせばさまざまな食べ方ができます。

適量のブルーチーズをカットしてサラダにのせるだけで豪華に。血管にいいナッツ類を加えると◎。

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バゲットの上にブルーチーズと相性のよい生ハム、イチジクをのせ、イタリアの前菜ブルスケッタとして楽しむ手も。

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ゴルゴンゾーラチーズとはちみつを組み合わせると、デザート感覚で楽しめます。

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抗酸化作用のあるワインとチーズは最高の組み合わせ。おいしすぎて適量を守れなくなる可能性があるので注意。

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チェダーチーズは薄くスライスして、野菜と一緒にサンドウィッチにしても楽しめます。

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発酵食品から次々見つかる、降圧ペプチド

発酵食品であるチーズに血圧を下げる働きをするラクトトリペプチドが含まれていたように、そのほかの発酵食品からも血圧降下に関与するペプチドが見つかっています。

たとえば、大豆を発酵した味噌に含まれる大豆ペプチド、酒を発酵した酒粕に含まれる酒粕ペプチド、米を発酵した甘酒に含まれる米麴ペプチドなどが代表格です。研究結果では、ACE※の働きをペプチドが抑えていると考えられており、ゆるやかに血圧を下げる効果が報告されています。

※肺などでつくられる酵素のことでアンギオテンシン変換酵素と呼ばれる。アンギオテンシンⅠという物質と結びつくことでアンギオテンシンⅡという物質に変わり血管を収縮する。また、アルドステロンというホルモンを出して血圧を上昇させる。

発酵食品は、腸内環境を整えるなどの健康効果も多数報告されているので、日々の献立に適量を加えていくといいのかもしれません。

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(抜粋)

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TJ MOOK『心臓血管外科の名医が教える切れない! 詰まらない! 血管ほぐし』
監修:新浪博士

編集・原稿:油野 崇、奥津圭介
写真:小島 昇(小島昇写真事務所)
写真協力:shutterstock
WEB編集:FASHION BOX
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