季節の変わり目を感じたら、足元から衣替えをしませんか？レザー製のブーツとスニーカーを合わせるだけで、イメージは一新します。選ぶべき色、デザイン、着こなしを、スタイリストの石井あすかさんに伺いました。はくだけでおしゃれなブーツ＆スニーカーが一目でわかります。
大人の新トラッド！“ひとくせ靴”でゆるふわコーデにスパイスを
新しい季節の到来、おしゃれを足元から変えてみませんか？
おすすめはレザー素材のブーツとスニーカー。レザーの質感と落ち着きのある色合いが、着こなしの表情を和らげ、秋冬モードへと導きます。適度な存在感のあるショートブーツと、大人の装いにやさしくなじむクラシカルタイプのスニーカー。軽やかに歩けて今どきなおしゃれが叶う最強の2足をいつものコーディネートに加えるだけで、装いがブラッシュアップされること、請け合いです。
ロングボトムでもブーツが履きたい！もっさりしない合わせ方は？
SHORT BOOTS／ショートブーツ
いつものスタイルを格上げしてくれる、つくりのいいショートブーツ。どんなスタイルにもするりとなじむ、合わせやすさも魅力です。
（左）［H3］¥150,000／ジェイエムウエストン（ジェイエムウエストン 青山店）、（中）［H3.5］¥77,000／トリッカーズ（トリッカーズ青山店）、（右）［H2.5］¥68,000／パラブーツ青山店
（左）“美しすぎるブーツ”の異名を持つ、フランス「ジェイエムウエストン」のジョッパーブーツ。
（中）ゴム幅が広く足入れがスムーズ。エスプレッソカラーのサイドゴアブーツ「SILVIA」が足元を華麗に彩る。
（右）創業111周年を迎えたフランスのシューズメーカー「パラブーツ」のレースアップシューズ「CLAMART」。スマートな佇まいながらその存在感は絶大。
美しいショートブーツでコーデに品格をプラス
サイドゴアブーツ¥63,000［H2.5］／パラブーツ青山店、ジャケット¥120,000、ロングシャツ¥56,000、パンツ¥65,000／以上すべてクリステンセン ドゥ ノルド（ストックマン）、ソックス／スタイリスト私物
カジュアルはもちろん、ドレスライクな装いにも寄り添うサイドゴアブーツ。耐久性、撥水性に優れたアッパーと自社製造のラバーソールを採用。カジュアルなスタイルに、品の良さが加わります。
SNEAKERS／スニーカー
スニーカーも秋冬仕様にシフト！こなれた足元へリードをしてくれるのは、ベーシックカラーのクラシックタイプ。
（左）¥21,000／カンペール、（中）¥19,000／ジャーマントレーナー（タナカユニバーサル）、（右）¥17,000／ヴェジャ（シードコーポレーション）
（左）足あたりのやさしい、やわらかいレザーを使用。丸みを帯びたデザインと、ほどよい厚底が上品なボリュームを作る。
（中）旧西ドイツ軍のトレーニングシューズとして誕生した「ジャーマントレーナー」。クッション性と耐久性を備えた疲れにくいモデル。
（右）2005年にスタートした、フランスのシューズブランド「ヴェジャ」は、シンプルでありながらオーガニックなスニーカー。
上品さを取り入れながら、カジュアルに嗜む大人のスニーカー
シューズ「スーパーコート」¥12,000／アディダス オリジナルス（アディダスグループお客様窓口）、グリーンニット¥28,000、ニットボレロ¥32,000／ともにハイク（ボウルズ）、スカート¥42,000／マディソンブルー
今シーズンのスニーカーはデニムスカートやチノパンなど、カジュアルなボトムに合わせるのが気分。ポイントはどこかに大人っぽさを添えること。たとえば上質なニットボレロ。こなれ感が加わりワンランク上のカジュアルスタイルに。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Shinsaku Kato
styling_Asuka Ishii
hair＆make-up_Yoko Yoshikawa
model_Kasumi
text_Harumi Hino
web edit_FASHION BOX、Satoko Ishikawa[vivace]
（大人のおしゃれ手帖 2019年11月号）
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