お酒のおつまみにピッタリな柿の種。煎餅ですが、なぜ柿の種と呼ばれているのでしょうか。フリージャーナリストの郡司和夫さんが、柿の種誕生のいきさつを教えてくださいました。
教えてくれたのは……
郡司和夫(ぐんじ・かずお)さん
【Profile】
1949年東京都生まれ。法政大学卒業後、出版社編集部長を経て1980年よりフリージャーナリストに。主な著書は『食品のカラクリ』(宝島社)『「体をこわす添加物」から身を守る本』(三笠書房)ほか多数。
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実際の柿の種とは似ていない「柿の種」誕生のいきさつ
新潟を代表するお菓子といえば「柿の種」だろう。元祖から大手メーカーまで、数社が同じような製品を送り出している。ピーナッツ入りもあればチョコなどでコーティングしたものまで種類はいくつかあるが、「柿の種」の形はほぼ同じ。だが、果物の柿の種と形とは似ても似つかないのだ。
「柿の種」が誕生したのは1925年。新潟で創業した浪花屋製菓の創業者がつくりだした。
煎餅づくりからスタートした同社は、後にモチ米を使ったあられの製造に着手。当初は薄くスライスした餅を重ね、小判型の金型で切り抜いていた。その金型を踏み潰してしまい、そのまま使い続けて商いをしていたところ、お客さんから「こんな歪んだ小判型はない。形は柿の種に似ている」といわれたことがヒントになったという。
ちなみに、筆柿と呼ばれる種類の種が、お菓子の「柿の種」にもっとも似ているという。
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(抜粋)
書籍『加工食品の危ないカラクリ』
著者:郡司和夫
WEB編集:FASHION BOX
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