(2020年3月24日 更新)
二日酔いの原因がアルコールの飲みすぎであることは、誰もが知るところ。飲みすぎた日の翌日の、吐き気や頭痛など不快な症状が二日酔いです。つらい二日酔いを解消するために必要なのは、アルコールの解毒。解毒作用のあるツボをご紹介します。
≪目次≫
●教えてくれたのはこの方
●頭痛の強さ別に押し動かす部位を変えて二日酔いを解消
●頭痛が強いとき
教えてくれたのはこの方
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)さん
六本木・寺林治療院院長。1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳のときから1人で治療院を運営し、現在に至る。2008年には港区南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年3月、港区六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は27万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
頭痛の強さ別に押し動かす部位を変えて二日酔いを解消
二日酔いのメカニズムははっきりとは解明されていませんが、アルコールの解毒を促進することで、症状が緩和されるのは確か。そのために有効なのが太衝。このツボを中指で上下に10〜20回押し動かすことで、アルコールを分解する肝臓の機能が高まりますから、吐き気などの二日酔いの諸症状が軽減します。反対側も同様に。頭痛が強い場合には、頭痛に効くツボ・瘂門への刺激が効果的。中指で左右に10〜20回押し動かしましょう。顔を少し上に向けるとツボに入れやすくなります。
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アルコールの解毒促進:太衝(たいしょう)
足の甲側、親指と人差し指の間を、足首に向かって押し上げていくと、骨に当たって指が止まるくぼみの部分。
頭痛が強いとき
頭痛解消に効くツボ:瘂門(あもん)
後頭部の首の上のほうにあるくぼみの、ちょうど真ん中あたり。
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(抜粋)
書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296672
著者:寺林陽介
イラスト:アオノミサコ
ライター:佐藤美由紀
special thanks:石井美保さん
編集/FASHION BOX
(書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』)
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