食材は冷凍保存しておくと便利ですが、冷凍前にひと手間かけることで、調理するときの使いやすさが格段に上がります。料理の時短にも繋がる、食材の冷凍方法についてご紹介します。
魚の切り身＆あさり
魚の切り身
切り身は食べやすく切り、密封袋に入れて冷凍しておくと、鍋に入れる際にそのまま食べたい分だけ入れられます。
あさり
あさりは砂抜きをしておき、しっかり水気を拭いてから密封袋に入れておけば、解凍せずそのまま使えます。
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えび＆しらす
えび
えびは背わたをとって密封袋に入れて冷凍します。殻からもおいしいだしがでるので、殻ごと冷凍して使うことをおすすめます。
しらす
しらすは密封袋に薄く広げて冷凍し、使うときにほぐせばバラバラになります。使いたい分だけ鍋に入れて使いましょう。
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トマト缶＆チーズ
トマト缶
使い切れなかったトマト缶は、密封袋にできるだけ薄く広げて冷凍します。パキパキと割って使いますが、厚みがあると割れないので注意。
チーズ
ピザチーズは冷凍すると固まりやすいですが、冷凍庫に入れてから1時間後に一度振ってから再度冷凍すると、固まりにならず冷凍できます。
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しらたき＆豆腐
しらたき
しらたきはアク抜き済みのものはそのまま、アク抜きしていないものはさっと茹でてからしっかり水気を拭いて密封袋に広げて冷凍します。解凍は自然解凍でOK。
豆腐
豆腐は水気を拭いて食べやすく切り密封袋に広げて冷凍します。しらたき、豆腐ともに冷凍することでスポンジ状になり食感が変わります。スープも染み込みやすくなるので、お鍋にはぴったりです。
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One more point！
ごはんは粗熱をとって即冷凍
ごはんはあたたかいうちに1膳分ずつラップで平らに包み、粗熱がとれたら冷凍庫へ入れます。温かいうちに包むことで、水分が飛んでかたくなるのを防ぎます。
麺は袋ごとラップでもＯＫ
半分だけ残った麺はラップで包んで冷凍しましょう。生麺など冷蔵商品で賞味期限が短いものは、袋のまま冷凍しておきましょう。
教えてくれたのは……
北嶋佳奈（きたじま・かな）さん
【Profile】
1987年生まれ。東京都出身。管理栄養士・フードコーディネーター。昭和女子大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌やwebでのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。2018年に第1子を出産し、親子のためのおやつ屋さん「こはなのおやつ」を立ち上げ、焼き菓子やグラノーラを販売中。近著に『デパ地下みたいなごちそうサラダ ベストレシピ』『デパ地下みたいなごちそうおにぎり』（ともに宝島社）など。
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（抜粋）
TJ MOOK『からだ想いのまんぷく小鍋』
著者：北嶋佳奈
料理：北嶋佳奈
調理アシスタント：にわたかこ、大和沙織、高橋 結
スタイリング：小坂 桂
編集：坂尾昌昭（トキオ・ナレッジ）
撮影：佐藤貴佳
撮影協力：UTUWA
WEB編集：FASHION BOX
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