[夫にムカついたときの対処法] ケンカが減れば熟年離婚を防ぐことができるかも⁉️

どうしても相性が良くない相手なら距離を置けばよいのですが、問題なのは「切っても切れない間柄」への「怒り」。お互いをよく知っているだけにこじらせたくありませんよね。マナーのプロである鹿島しのぶさんに、妻が夫へ怒りを感じたときの対処法を教えてもらいましょう。

Q：長年にわたる家族でも、いまだに「怒り」が込み上げます。夫への怒りはどう対処したらよいのでしょうか

A：「言わなくてもわかる」はお互いへの甘えです

長年、共に家庭を運営し、子どもを育て、あるいは働いて、さまざまなトラブルを共有・乗り越えてきたふたり。今さらケンカもないかといえば、そうでもないのが夫婦というもの。誰よりも近しいだけに、お互い甘えがあるのも否めませんよね。

相手の発言に反射的に言い返すから、ケンカになるのです。何か言われたら、言い返したいのをぐっとこらえて時間を置きましょう。なぜ相手はそんなことを言ったのか。誤解があるなら、解けばいいことです。怒りの感情の処理の仕方は、基本的に同じ。冷静になって、問題を整理する。感情と今起きている問題を切り分けて考える。そうすれば、相手に何を返せばよいのか、見えてきませんか？

何年一緒にいたって、わからないものはわかりません。相手に不満があるなら、きちんと伝えましょう。「いずれわかってくれるだろう」「言わなくてもわかるだろう」では、不毛な衝突が繰り返されるだけです。

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このコンテンツの監修者は……

【Profile】
白百合女子大学文学部英語英文学科卒。会社員を経て、プロの司会者として活動を開始。（株）総合会話術仟言流の代表をつとめるとともに、2017年までは駿台トラベル＆ホテル専門学校ブライダル学科長をつとめ、ブライダル関連、接遇会話、ビジネスマナーの授業を担当。
近著に『「また会いたい」と思われる人』『「品がいい」と言われる人』（ともに三笠書房）がある。

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（抜粋）

撮影：服部希代野
編集：藤木真実
ライティング：浅野裕見子（Antenna Works）

WEB編集：FASHION BOX

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公開日：2020.01.15