家事の中で欠かせない洗濯ですが、家計の節約を意識したい人は洗濯も見直しをしてみましょう。見直すことで年間でいくらお得になるのか、節約アドバイザーの丸山晴美さんが教えてくださいました。
このコンテンツの監修者は……
丸山晴美（まるやま・はるみ）さん
【Profile】
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。消費生活アドバイザー。22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー（AFP）、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士（登録）、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。
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洗濯は2日分まとめれば「水道＋電気代」が安上がりに！
東京ガスの調査では半数以上の世帯が毎日洗濯をしているようです。すぐに洗わないと、汚れが落ちにくくなってしまうような気がしますし、ニオイやカビも気になりますよね。最近の洗濯機は乾燥機つきが主流で、昼夜を問わずいつでも洗濯できてしまうため、あまり溜まっていなくても気軽にスイッチを押してしまう人も増えているのかもしれません。
そこで、洗濯の回数を抑えれば、当然ですが電気代と水道代の節約になります。洗濯でかかる費用は1回30円ほど。その内訳は電気代が約2円、水道代が28円。つまり洗濯の費用は水道代のほうが高いのです。そこで、洗濯の回数を減らせば、水道代を節約できます。毎日洗濯すれば洗濯代は月900円。これを2日に1回にまとめれば月450円で済み、1年間で洗濯代が5400円節約できます。
それでも毎日洗濯したい、と思っている方もいるでしょう。その場合は、お風呂の残り湯を再利用してみてはいかがでしょうか。お湯を使えば、汚れが落ちやすくなりますし、水道代も安くつくと、いいこと尽くし。ただし、残り湯は衛生面が少し心配です。お風呂のお湯は、一晩放置するだけで雑菌が約1000倍に増えるとされています。そこで、残り湯を利用する場合は、なるべくお風呂を出た直後、すぐに洗濯するようにしましょう。すすぎをする時には通常の水道水を使えば衛生面の心配も少なくなります。
忘れてはならないのは乾燥代です。「ヒーター式」は電気代が高く1回の乾燥で50円近くします。それにくらべ「ヒートポンプ式」は電気代が3分の1に。乾燥機能をよく使うのであれば、多少高くても「ヒートポンプ式」を選びたいところです。
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●洗濯物は入れすぎない
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（抜粋）
書籍『知ってるだけで年間50万円浮く!! 得するお金のスゴ技大全』
監修：丸山晴美
撮影／和田佳久
編集／片山恵悟
執筆／有賀まゆ、大谷雪菜、児玉陽司、清談社、早川 満、藤岡智子、本橋隆司
WEB編集／FASHION BOX
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※ 本記事で紹介しているサービス、商品等の情報は2019年8月のものです。内容が変更される場合もありますので、ご利用の際は、詳細を各サービス、店舗等の公式ホームページでご確認ください
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