なるべく簡潔に説明したい。そんな時は数字と固有名詞を意識して会話してみましょう。数字と固有名詞は、話し手と聞き手の「共通の理解」に欠かせない説明のツールだったのです。
このコンテンツの監修者は……
鶴野充茂 (つるの みつしげ)さん
【Profile】
ビーンスター株式会社代表取締役。筑波大学卒業、米国コロンビア大学大学院修了。コミュニケーションの専門家として講演・研修・教材開発などに携わっている。ベストセラー『頭のいい説明「すぐできる」コツ』(三笠書房)、『あたりまえだけどなかなかできない説明のルール』(明日香出版社)など著書多数。社会情報大学院大学特任教授、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会元理事。
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数字と固有名詞の効果
たとえば、「よく売れているパン」の商品説明をする時、ただそのように紹介しても、聞き手はどのくらい売れているのか、どのようなパンなのかを把握することができません。そんな時に大きな効果を発揮するのが数字と固有名詞です。「1日に1店舗で500個売れるパン」「本場フランスで大人気のパン」のように説明すると、聞き手はより具体的に商品のイメージを理解することができます。
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数字と固有名詞はハッキリと言おう
Point1
数字と固有名詞が出てきたら、わざとスピードを落として、滑舌よく話しましょう
Point2
数字や固有名詞が出てきた一文が終わったら、一拍おくのも効果的です
数字や固有名詞を用いるということは、より具体的に説明するということです。それによって、話し手と聞き手はイメージを共有することができますが、だからこそ、より正確さ、厳密さも求められます。とくに数字はあいまいにしてはいけませんし、わからない時は使わないほうがいい場合もあります。「5分で着きます」「3日で納品します」などと説明した後で、それが実現できなかった場合、あなたの信頼度はガタ落ちになってしまいます。
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相手に伝わる話し方の例
■数字で具体的に表す
■固有名詞を用いる
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(抜粋)
書籍『「何が言いたいの?」ともう言わせない! 説明の技術見るだけノート』
監修:鶴野充茂
編集:坂尾昌昭、小芝俊亮(株式会社G.B.)、平谷悦郎
執筆協力:米良 厚、西村秀幸
本文イラスト:本村 誠
WEB編集:FASHION BOX
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