これからの時季は昼と夜の寒暖差も大きくなるので、自律神経が乱れがちになり、体調不良を引き起こしやすくなります。寒暖差に立ち向かうための生活習慣について、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司先生に教えてもらいました。
≪目次≫
●寒暖差で乱れた自律神経を整える
○ 7:00 [起床]
○ 9:00 [始業]
○11:00 [仕事中]
○13:00 [昼食]
○16:00 [仕事中]
○18:00 [帰宅]
○20:00 [夕食]
○21:00 [入浴]
○23:00 [就寝]
●教えてくれたのは……
寒暖差で乱れた自律神経を整える
1日の中での寒暖差が激しくなるこれからの季節は、自律神経が乱れやすい。日頃から体のコリや冷えを解消させて、寒暖差に負けない体づくりを意識しよう。日々の暮らしの中で気軽に実践できる方法で、自律神経を整えることができる。
▼ 7:00 [起床]
白湯を飲む
日頃から腸内環境を整えておくと、自律神経が整いやすい。朝起きたら、刺激の少ない白湯を飲むことで、腸がスムーズに動き始める。
▼ 9:00 [始業]
肩甲骨の間にカイロを貼る
自律神経を整えるには体幹をしっかり温めることが大切。背中の肩甲骨の間の部分にカイロを貼ると、血流がよくなり、全身が温まる。
▼11:00 [仕事中]
1時間に1回は立って少し歩く
ずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなり、体がむくみやすくなる。1時間に1回は休憩に行くなど、立ち上がって歩くようにしよう。
▼13:00 [昼食]
炭水化物以外からよく噛んで食べる
炭水化物から摂取すると、血糖値が上がり体に負担がかかる。まずは野菜やタンパク質から食べ、しっかり咀嚼することで消化をよくしよう。
▼16:00 [仕事中]
簡単なストレッチやマッサージで息抜き
自律神経が乱れると体がコリやすくなる。耳を引っ張ったり、耳下のくぼみを押したり、仕事の合間にできるマッサージで体をほぐそう。
▼18:00 [帰宅]
ひと駅前で降りて30分前後歩く
日頃から運動する習慣を身につけておくと、体が鍛えられ自律神経が乱れにくくなる。毎日ひと駅分歩くなど、ウォーキングなら簡単。
▼20:00 [夕食]
寝る3時間前までに食べる
胃腸の消化吸収が一段落してから寝る方が、体に負担がかかりにくい。なるべく寝る3時間前までに夕食を済ませておくべき。
▼21:00 [入浴]
寝る1時間半前に40℃で15分全身浴
入浴は40℃のお湯で15分首まで浸かり、体をしっかり温める。入浴後、約1時間半で体温が下がり、スムーズに眠りのスイッチが入る。
▼23:00 [就寝]
寝る30分前にスマホを手放す
スマートフォンはブルーライトの刺激が強く、覚醒モードにさせてしまう。寝る30分前には見るのをやめ、ベッドから離れた場所に置こう。
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教えてくれたのは……
せたがや内科・神経内科クリニック
久手堅司(くでけん・つかさ)先生
【Profile】
「自律神経失調症外来」「気象病・天気病外来」「寒暖差疲労外来」などの特殊外来を立ち上げ、メディアで話題を呼んでいる。
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イラスト=高橋昌子
取材・文=白石梨沙
(InRed 2020年3月号)
WEB編集=FASHION BOX
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