今や連絡ツールの主役といっても過言ではないLINE。家族や友人はもちろん、仕事関係の人ともLINEでやりとりしている人は多いと思いますが、「最近、あの人からLINEが来ない」「LINEしたのに返信がない」なんてことはありませんか? もしかしたらそれは、相手があなたのLINEをブロックしているからかもしれません。この記事では、LINEのブロックとはどのような機能なのか、またLINEでブロックされた場合、された側とした側に起こる現象をそれぞれ解説していきます。さらにLINEがブロックされているかどうかの確認方法や、ブロックの設定・解除法もご紹介します。
≪目次≫
●LINEのブロックとは?
●LINEでブロックされるとどうなるか?
○された側に起こる現象1:ブロックされてもその通知は届かない
○された側に起こる現象2:送信したメッセージに相手の既読がつかなくなる
○された側に起こる現象3:無料通話を発信しても相手には着信しない
○された側に起こる現象4:タイムラインの投稿が非表示になる
○された側に起こる現象5:相手のホーム画面が全体公開以外は見られない
○された側に起こる現象6:新しいグループに追加できなくなる
○した側に起こる現象1:友だちリストから相手が消える
○した側に起こる現象2:相手とメッセージの送受信ができなくなる
○した側に起こる現象3:相手との無料通話を発着信できなくなる
○した側に起こる現象4:相手の投稿がタイムラインに表示されなくなる
○した側に起こる現象5:ノート・アルバム機能の使用に制限がかかる
●LINEブロックされているかの確認方法
○確認方法1:メッセージを送信してみる
○確認方法2:無料通話をしてみる
○確認方法3:グループトークでメッセージを送信してみる
○確認方法4:タイムラインの投稿を見る
●ブロックの設定・解除の方法
○設定する方法1:友だちリストからブロックを設定する場合
○設定する方法2:トークルームでブロックを設定する場合
○解除する方法1:ブロックリストからブロックを解除する場合
○解除する方法2:トークルームでブロックを解除する場合
●便利な機能だからこそ、LINEブロックする時もされた時も冷静に
LINEのブロックとは?
LINEのブロックとは、特定の友だちとLINEでの連絡を一時的に遮断する機能です。どちらかが相手をブロックした場合、その相手とのメッセージの送受信や無料通話の発着信が、お互いにできなくなります。もう連絡を取る必要がない、取りたくないと判断した相手とのやり取りを拒否したいときに、ブロック機能を利用します。ただし、アイコンやカバー画像などが表示されているホーム画面のプロフィール情報や、「全体公開」設定のタイムライン投稿などはブロックした相手から見られてしまいます。また、それを回避する方法はありません。
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LINEでブロックされるとどうなるか?
LINEのブロックとは、指定した相手とLINEでのメッセージや無料通話ができなくなる機能だということがわかりました。では、実際にLINEをブロックしたり・されたりした場合、LINE上でどのようなことが起こるのでしょうか? ここでは、ブロックされた側に起こる現象、ブロックした側に起こる現象を解説します。
された側に起こる現象1:ブロックされてもその通知は届かない
誰かからLINEをブロックされても、「●●さんからブロックされました」というような通知は届いたりしません。そのため、ブロックされているのか否か、された側はすぐにわからないような仕組みになっています。
された側に起こる現象2:送信したメッセージに相手の既読がつかなくなる
誰かにブロックされた場合でも、その相手にメッセージを送信することはできます。しかし、ブロックした側にメッセージが届かないようになっているため、送信したメッセージに既読がつくことはありません。
された側に起こる現象3:無料通話を発信しても相手には着信しない
メッセージと同じように、ブロックされても無料通話を発信することができます。発信の最中、呼び出しのコール音も鳴りますが、ブロックした側に無料通話が着信することはなく、通知表示も出ません。
された側に起こる現象4:タイムラインの投稿が非表示になる
LINEの友だちに、近況や共有したい情報を文章や画像、動画などで投稿できるタイムライン。ブロックされた場合、ブロックした人のタイムラインの投稿は過去の投稿も含めてすべて非表示となり、ブロックされた相手には見えなくなります。
された側に起こる現象5:相手のホーム画面が全体公開以外は見られない
ブロックした側のホーム画面で「全体公開」以外のタイムライン投稿は見られなくなります。ブロックされる前は、ブロックした側のホーム画面上でもその人のさまざまな投稿を見ることができましたが、ブロックされると「全体公開」設定の投稿のみしか見られなくなるのです。
ブロックした側の立場で言い換えれば、特定の友だちをブロックしたにもかかわらず、ブロックされた側がブロックした側のホーム画面をわざわざ見にきた場合は、「全体公開」設定の投稿は見られてしまうことになります。
された側に起こる現象6:新しいグループに追加できなくなる
ブロックされた側が、ブロックした側をグループに招待することは可能です。LINEのグループでは、グループのメンバーやグループへの招待を受けている人が一覧で表示されます。また、いつ・誰が・どんな人をグループに招待したのか、いつ・誰がグループに参加・退会したのかの履歴も残ります。ですので、ブロックされた側がブロックした側をグループに招待したとしても、グループの画面上ではブロックの有無は関係なく、普通の友だちと同様にグループに招待したり・されたように見えます。しかし実際は、ブロックした側にブロックされた側からの招待通知は届いていません。よって、そのグループにブロックした側の人が参加することはなく、メンバー一覧でもずっと「招待中」の状態となります。
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した側に起こる現象1:友だちリストから相手が消える
誰かをブロックした場合、自分の友だちリストからブロックした相手が消えるようになっています。しかし、ブロックしても相手とのトークルームは消えません。ブロックした相手のデータは「ブロックリスト」に移動・追加されるだけで、相手のすべてがLINE上から削除されるわけではありません。
した側に起こる現象2:相手とメッセージの送受信ができなくなる
ブロックした相手とは、メッセージの送受信ができません。ブロックした側から見たトークルームのメッセージ入力欄には「ブロック中」と表示されます。ただし、ブロックする前のトーク内容は、そのほとんどを閲覧することが可能です。
した側に起こる現象3:相手との無料通話を発着信できなくなる
ブロックすると、その相手との無料通話ができなくなります。無料音声通話を始め、無料ビデオ通話やFace Playも発信できません。またブロックした側のトーク画面上から相手の受話器ボタンが消えます。
した側に起こる現象4:相手の投稿がタイムラインに表示されなくなる
ブロックした相手のタイムライン投稿が、どのような公開範囲であっても非表示になり、消える仕組みになっています。またブロックを解除した場合でも過去のタイムラインは元に戻らず、消えたままです。
した側に起こる現象5:ノート・アルバム機能の使用に制限がかかる
LINEトーク上でメモを保存する「ノート機能」。ブロックした相手とのトーク画面ではノートの投稿ができなくなりますが、ブロック前のノートを見ることはできます。ブロックされた側はノートの投稿ができますが、ブロックした側に更新情報が通知されることはありません。
また、トーク画面で写真を共有できる「アルバム機能」の使用にも制限がかかります。ブロックした相手とのアルバム機能は無効となり、閲覧も投稿もできくなります。
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LINEブロックされているかの確認方法
LINEをブロックされた場合、ブロックされた側がそれを明確に判別することはできません。しかし「ブロックされているのでは?」と思ったとき、その状況からブロックされているかどうかを推測することは可能です。ここからは、その確認方法をいくつかご紹介していきます。
確認方法1:メッセージを送信してみる
ブロックされたと思う相手にメッセージを送信し、既読がつくか否かで確認してみましょう。過去のやり取りと比べ、不自然に既読がつかない場合、ブロックされた可能性が疑われます。
確認方法2:無料通話をしてみる
メッセージと同じように、無料通話をしてみるのもブロックをされたかどうかを確認する方法です。何度電話をかけても応答がない、また折り返しがなければ、ブロックされているかもしれません。
確認方法3:グループトークでメッセージを送信してみる
ブロック前に作られたグループトークや複数人トークでは、ブロックされたあとでもメッセージの送受信が可能です。1対1のトークでは全く既読がつかないのにグループトークなどでは既読がつく場合、その相手からブロックされている可能性があります。
確認方法4:タイムラインの投稿を見る
ブロックをしてきたであろう相手のタイムラインを見てみましょう。もしもブロックされていたら、相手のタイムラインに表示されていた投稿が全部消えています。ただ、ブロックされた後でも、全体公開の投稿は相手のホーム画面から閲覧が可能です。そこで、相手のホーム画面を閲覧し、自分のタイムラインに表示されていない全体公開の投稿を見ることができた場合は、ブロックされているかもしれません。
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ブロックの設定・解除の方法
ここまでは、LINEをブロックされた側・した側に起こる現象、またLINEをブロックされているか否かの確認方法をご紹介してきました。ここからは、ブロックの設定・解除の方法を解説します。iPhone版とAndroid版で設定方法が違うため、操作手順には注意しましょう。
設定する方法1:友だちリストからブロックを設定する場合
友だちリストからブロックする方法です。
iPhoneの場合
LINEの「ホーム」タブを開く → ブロックしたい相手を左にスライド → ブロックメニューが表示される → それをタップ → ブロック設定完了
Androidの場合
LINEの「ホーム」タブを開く → ブロックしたい友だちを長押し → ブロックメニューが表示される → それをタップ → ブロック設定完了
設定する方法2:トークルームでブロックを設定する場合
トークルームからもブロックができます。これは、友だち登録していない相手やスパムメッセージをブロックしたいときにも有効な設定方法です。
iPhoneの場合
LINEのトークルーム右上にある「三(三本線マーク)」をタップ → ブロックの文字が表示される → それをタップ → ブロック設定完了
Androidの場合
LINEのトークルーム右上にある「三(三本線マーク)」をタップ → ブロックのアイコンが表示される → それをタップ → ブロック設定完了
解除する方法1:ブロックリストからブロックを解除する場合
ブロックしている相手が一目でわかるブロックリストからブロックを解除できます。このブロックリストを使えば、一度に複数の解除が可能です。iPhoneでもAndroidでも操作手順は同じとなります。
LINEの設定から「友だち」画面を開く → その画面の一番下に表示されているブロックリストボタンをタップ → ブロックリストが表示される → ブロックを解除したい相手を選択 → 右下に表示されているブロック解除ボタンをタップ → ブロック解除完了
解除する方法2:トークルームでブロックを解除する場合
トークルームからブロックを解除する方法です。操作手順は設定方法と同じです。
iPhoneの場合
LINEのトークルーム右上にある「三(三本線マーク)」をタップ → ブロックの文字が表示される → それをタップ → ブロック解除完了
Androidの場合
LINEのトークルーム右上にある「三(三本線マーク)」をタップ→ ブロックのアイコンが表示される → それをタップ → ブロック解除完了
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便利な機能だからこそ、LINEブロックする時もされた時も冷静に
この記事では、LINEのブロックについてまとめてみました。現代社会において、ひとつの連絡手段にとどまらず、さまざまな情報発信や情報共有に欠かせないツールとなったLINE。しかし、LINEの手軽な操作性や便利な機能性が、人間同士のコミュニケーショントラブルの原因になることも多いようです。問題が起きそうなときや不快に感じたときは、ブロック機能を上手に活用するとトラブルを最小限に抑えることができるかもしれません。ただし、ブロックするときもされたときも、なるべく冷静でいましょう。LINEでのコミュニケーションに過度な期待や負担を感じないことが、円滑な人間関係を築くうえでの大切なポイントとなるでしょう。
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文・編集/FASHION BOX
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