新型コロナウイルスの影響でリモートワークが推進され、働き方やワークスペースも多様化。これまでオフィス勤めだった人にとっては戸惑うこともあったかもしれませんが、「仕事部屋がない」という悩みはナンセンス。インテリアの達人たちは、日常のスペースであるリビングやダイニングをアレンジして快適な仕事場にしていました。
≪目次≫
●リビングの一角に理想のワークスペースを
●デスクライトを置いてダイニングを仕事場に
●いちばん長く座る椅子だから、とっておきを
●サイドテーブルを置いてソファを仕事スペースに
●伸長式のダイニングテーブルをデスクに兼用
●ダイニングの一角を開放感あるワークスペースに
リビングの一角に理想のワークスペースを
「この春、自分好みにリノベーションしたマンションに引っ越したばかり。以前は洋室を仕事部屋にしていましたが、日中夫は仕事で不在なので、わざわざ狭い部屋を使う必要はないと思い、広くて日当たりのいいリビングの一角に、“洋画に出てくる会社の受付”をイメージした仕事スペースを作りました。リビングから見えるので、以前よりちゃんと片づけるように。デスクは15年くらい前にトラックでサイズとデザインをオーダーした一点ものです」
（エディター・ライター・坪田あさみさん）
デスクライトを置いてダイニングを仕事場に
「仕事部屋がないので、ダイニングテーブルをデスクにしていました。窓際なので、一日中デスクに向かっていても閉塞感がなく気持ちが保てました。仕事が済んだらライトは壁にバウンドさせて間接照明として使用しています」
（アクタス VMD・岡田夕起さん）
「関節が3カ所あり、ほしい場所に光を引き寄せられるライト」（岡田さん）。
アングルポイズ 1227 ブラステーブルランプ 5万2000円（アクタス）
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いちばん長く座る椅子だから、とっておきを
「ダイニングテーブルをデスクとしても兼用しています。椅子は日本橋店限定で取り扱いのあるヴィンテージのアーコールチェア。狭い部屋でも圧迫感なく置けてオススメです」
（journal standard Furniture 日本橋店スタッフ・小原有美子さん）
サイドテーブルを置いてソファを仕事スペースに
「基本的にダイニングテーブルで仕事をしていましたが、メールチェックなどの作業はソファで行うことも。高さ調節ができるサイドテーブルがPCデスクとして役に立ちました」
（アクタス 店舗営業部マネージャー・白谷裕美さん）
「用途を問わずに活躍するグッドデザイン」（白谷さん）。
K22サイドテーブル 6万4000円（アクタス）
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伸長式のダイニングテーブルをデスクに兼用
「SLOWHOUSEで購入したヴィンテージのテーブルは伸長式で広げられるので、一角をデスクとして活用していました。チェアはSHOEMAKER STOOL。安定感があり、背もたれがなくても快適です」
（アクタス VMD・浅見穂積さん）
ダイニングの一角を開放感あるワークスペースに
「光がよく入るダイニングルームに、仕事用のデスクとチェアを置いています。代官山グリニッチで求めた北欧ヴィンテージのデスクに、柳宗理さんデザインのサペリチェアを合わせた居心地のいいスペースです」
（デザイナー・インテリアライター・土橋陽子さん）
「柳宗理さんの木の椅子も気に入っているのですが、テレワークが長期化してきたのでコズムチェアを購入したところです」（土橋さん）。
15万5000円～（ハーマンミラージャパン）
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撮影＝大森忠明
取材・文＝土谷沙織
（ＧＬＯＷ 2020年9月号）
WEB編集＝FASHION BOX
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