【新型コロナで変わる暮らし】収束までにはまだ時間がかかりそうな新型コロナウイルス。生活スタイルの変化も現在進行形なのかもしれません。今回は、暮らし上手さんたちが自粛期間中どんな暮らしをしていたか、習慣の変化について伺ってみました。
≪目次≫●[case 1] モデル・女優 山 葉子さん
●[case 2] 料理研究家 門倉多仁亜さん
[case 1] モデル・女優 山 葉子さん
“ひとり時間がとても上手になりました”
朝早く起きて瞑想してから近所の公園で簡単な朝食をとりつつ読書をする日課ができました。小さなノートとペンをいつも持ち歩いて、そのときに感じたことをとりとめなく綴るのは、時々振り返り自分を見つめるのによかったと思います。
自宅では、部屋着でいるとリラックスしすぎてしまうので、“シャツを着る企画”と題してシャツを取り入れたコーディネートで過ごす、ということを。少しメイクもして。誰にも会わない環境でも自らに社会性を与えてくれる力があるというか、よいスイッチとなって私を支えてくれました。
また、部屋の中をリフレッシュしたいと思い、ベッドリネンやカーテンも買い替えました。瞑想したり自然に身を預けたり、不安なときやマイナスの感情に囚われたときに自分を俯瞰する力がものすごくついたなと思います。
ノートとペンを散策のおともに
だらだらと時間割なく過ごしてしまうと精神的によくない気がして、毎朝近所の公園へ。その際持ち歩いていたノートとペン。
家じゅうのファブリックを更新中
生活の基盤をアップデートすることにお金を使うのはいいことのような気がして、まずはカーテンやベッドリネンを買い替え。
『シャツを着る企画』で気持ちをシャキッと
衿元までボタンをとめると気持ちがシャキッとして生活に程よいハリが出ました。1日のパフォーマンスが全然違ったことが発見でしたしおもしろかった!
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[case 2] 料理研究家 門倉多仁亜さん
“これから先も住み心地のよい家であり続けるように”
コロナがきっかけでいずれ移住するつもりだった鹿児島の家に夫とともに滞在することになり、予定外のお試し期間に恵まれました。
一軒家では家の中のこと以外に庭仕事がプラスされました。庭のことを考える時間ができて楽しみな半面、大変だな~とも思います。
ただ、家が建って10年、ちょうどメンテナンスが必要な時期だったので、外壁のペンキ塗りをお願いしたり、ずっと使い勝手が悪いと思っていたところを修理したり、新たに棚を作ったりして、この家がこれから10年、20年と住み心地のよい家であり続けるよう手入れをしています。
また、魚のアラや鶏ガラなどを買ってきて、自分でていねいにだしをとるように。どんな料理を作ってもいっそうおいしくなります。前に比べると、リラックスした生活習慣になったように思います。
鹿児島の一軒家を少しずつお手入れ
カトラリーを入れていた引き出しに新しく仕切りを追加。
庭師さんに株分けしてもらったシュロチクも茂りすぎたためお手入れ。
通気性をよくするためにクローゼットのドアの板をルーバーに変更。
だしをとってお料理をよりおいしく
人参のスープも鶏のだしのストックで。
鶏のだしで作った具沢山スープ、ドイツ風アイントップ。
ズッキーニと鯛のだしのリゾット。
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(大人のおしゃれ手帖 2020年9月号)
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