ベッキー、お母さんを週に一回“オフ”｜その効果とは？タモリが語ったオフの必要性も

InRedで連載中の「ベッキーのありのままの日常ほっとする。」。世間のお母さん（お父さん）同様に、毎日掃除洗濯炊事に忙しいベッキーさん。1週間に一度の“オフ”を設定したことによって、頭にも、心にもいい作用が生まれているそうです。

≪目次≫
●週に一度お母さんの営業を“オフ”することに決定！（ベッキー）
●PROFILE／ベッキー

週に一度お母さんの営業を“オフ”することに決定！（ベッキー）

母として、妻として、私ベッキーはこのたび、正式な“オフ”というものを設定することになりました。

1日の中に、することがいっぱいです！朝5時に起きてから、おっぱいあげたり、ごはんを作ったり、掃除したり、洗濯したり、こどもっちと遊んだり……。このあいだ、ある雑誌のアンケートで「1日のスケジュールを教えてください」という質問があったので、書き出してみたら、まぁ、たくさんのスケジュールを1日に組み込んでるんだなと自分でも驚きました。当たり前っちゃ、当たり前なんですけどね。それが私の任務なんですが、なかなか盛り沢山なスケジュールです。お母さんてすごい（今はお父さんが主夫の場合も増えてきてるとは思いますが）。もちろん家族との触れ合いはいつでも楽しいし、ありがたい時間なんですが、掃除洗濯炊事はどうも……。たまに『私、一生のうちであと何回洗い物するんだろう』とか考えたりも。大好きなはずのお料理も、『作りたい！』という気持ちから『何作ればいいのよーーーー』に。毎日同じことの繰り返しで、“やらなきゃ”という使命感が大きくなってしまいました。そこで、決めました！オフを設定する！基本、お母さんにオフなんてないんですよ。出産からある程度の年齢になるまではずーーーーっとお母さん営業中。なんですが、そんな中でもプチオフを作りたいな、と。……あ、なんか、ちょっとハードル上げすぎちゃったかな。笑。ということで、週に一度、ごはんを作らない日を作りました！パチパチパチ！まあ細かくいうと朝ごはんくらいは作るんですけど、昼と夜、作りません！出前です！勇気を出してオフを作ってみました。

週に一度のプチオフ……すっごくいいです。ただ2食分の料理の作業が減っただけと思われるかもしれませんが、違う！なんだかんだ前日から『明日の夜ごはん何作ろうかなー』って考えてたり、冷蔵庫を開けるたびに『あ、この食材を使い切らなきゃなー』って考えてるんですよね。そういう、“考える時間”も削れるから、ほんっとうにいい！頭のオフにも繋がっています。そして、プチオフのおかげで、自然と“あ、あの料理作りたいな”と前向きな心も生まれる。色々といい作用が生まれています。

お仕事でハードスケジュールだった20代の頃。「オフなんて必要ない！」と言った時、タモリさんに「オフは必要だよ。オフのない人生は巻物みたいなもの。ずーっと繋がっている。でもオフがあると小説みたいになる。第一章と第二章の間の空白によって、次の章への期待が高まるんだ」と教えてもらいました。その時も感動しましたが、最近もその言葉を思い出し違う角度から感じるものがあります。うん。やっぱりオフ大事。

あなたの日々はどんな日々ですか？ぜひあなたの人生小説の中に、素敵な空白を作ってくださいね♪