季節のくすみを払拭して晴れやかな肌に!
透明感を引き出すためのヒント集/インナーケア
くすみが気になる季節がやってきました。毎日スキンケアを丁寧にしているのに、肌のカサつきを感じたりくすみが目立つ場合は、外側からだけでなく内側からのケアにも意識を向けてみましょう。内科・皮膚科医の友利新先生がインナーケアにまつわるあれこれを教えてくれました。
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水分補給で肌に潤いを。くすみになる糖化も予防
「透明感あふれる美肌をキープするためには、外側のお手入れだけでなく、体の内側から潤いを与えてあげることも心がけておきたいことです」
これからの季節、寒暖差やエアコン環境、続くマスク着用などにより喉が渇きやすく、肌も乾燥しがちに。
「喉が渇いてカラカラになる前に、先回りしてこまめに水分補給をすることが大切」
また、黄ぐすみにつながる糖化を防ぐことにも目を向けて。
「血糖値の急上昇を防ぐため、空腹になってから食べない、野菜から食べはじめるなど食事にも気をつけましょう」
Tips 01:ビタミンCを積極的に取る
紫外線を浴びると体の中が酸化して錆びつきが起こります。パプリカやブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴなど、抗酸化作用のあるビタミンCを多く含んだ食材を積極的に取り入れましょう。「ビタミンCは体の酸化を防いでくれますが体内に蓄積されにくいので、こまめに取るのがポイントです」
Tips 02:料理に良質な油を取り入れる
体に炎症を起こさせないのが透明感のある肌をキープするためのコツ。「必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸のオイルは炎症を穏やかにしてくれる働きがあります。不足しやすいうえに加熱に弱いのでサラダにかけるなどして積極的に取り入れて」。加熱するときは、オメガ9脂肪酸を含むオリーブオイルを。
左:カナダでオーガニック栽培された低温圧縮の亜麻仁油。オメガ3脂肪酸が豊富。1日大さじ1杯を目安に生野菜やパン、納豆にかけて。
右:有機オリーブからつくられ、オメガ9脂肪酸が含まれている。フルーティな味と香り。
Tips 03:腸内環境を整える
肌の状態は腸内環境を表すといわれるほど、美肌のために腸内環境を整えておくことが重要に。乳酸菌などの善玉菌を多く含むキムチや甘酒、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品を日頃から取り入れておくと◎。「腸内に効果的に作用する発酵食品は、体質によって人それぞれ異なります。いろいろ試して、体の調子を確認しながら取るようにしましょう」
左:11種類の雑穀ブレンドと自然栽培玄米でつくった甘酒。自然な甘み。
右:3種の腸内細菌と菌のエサになるキクイモなどを配合したビーガンパウダー。
Tips 04:喉が渇く前にしっかり水分補給をする
肌の潤いを保つには、内側からしっかり水分補給をすることが必須。最近は、日常的にマスクを着用していて喉の渇きに気づきにくく、水分補給の回数も自然と減っています。知らず知らずのうちに水分不足に陥り、肌の乾燥を加速させている場合も。「1時間にコップ1杯くらいのペースで、こまめに水を飲むように意識しましょう」
Tips 05:体の潤いを保つ
体の冷えによる血行不良や全身の乾きなど、くすみの原因につながる症状が気になるときは、“飲むスキンケア”を活用して。コツコツと続けて飲むことで、肌の水分量が徐々に高まり、肌の乾燥ケアにつながります。さっと口に入れるだけのタブレットやパウダーは、いつでも気軽に飲めておすすめです。
上:血行を促進するジンジャーや免疫力につながるバジルなどのハーブを配合した、サプリ感覚で飲めるだし。冷えが気になる朝に。
中:米胚芽由来のグルコシルセラミドにより全身の潤いを逃しにくくする。
下:植物性ポリフェノールクロロゲン酸を配合。冷えによる血流を改善し、肌の水分量を高める。
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教えてくれたのは……友利 新(ともり・あらた)先生
【PROFILE】
内科・皮膚科医。クリニックに勤務の傍ら、美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための情報をメディアで発信中。YouTube【友利新 / 医師「内科・皮膚科」】が人気。著書『女医が教えるキレイのとっておき 読む 友利新チャンネル』(飛鳥新社)が発売中。
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photograph:Mari Yoshioka
illustration:Moe Itaba
text:Chie Sakuma
(リンネル 2021年6月号)
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