実はお尻に自信がなかった!? 桃尻が話題のローラ、過去のコンプレックス告白

よりヘルシーなライフスタイルを訴えるローラさんのハッピーオーラの秘訣とは。普段から行っている美容の習慣とあわせて、作家のLiLyさんがズバリ聞いてみました。

☆前回の記事はコチラ→「鍛えられた背筋がアクセサリー!? 進化し続けるローラの『今』」

 

自分をハッピーに保つコツ

ブラトップ¥6,800(カルバン・クライン アンダーウェア/カルバン・クライン カスタマーサービス)、ピアス¥3,900(エンルート ジュエリー/スタイリズム)、パンプス¥100,000(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)、ニット、スカートはスタイリスト私物

「ローラがすごく落ち込んでいた時期に“星になりたい”と思ってしまったこともあったという一文を読んで、ビックリしたことがあるの。どこに驚いたって、どんなに辛い時でもネガティブな言葉を使わないところに」
「あぁ〜、そうだね。使わないかもしれない」

「私はね、そういう時は“消えてしまいたい”って言葉で思ってしまうから。ローラの場合は、そこで星がでてくるんだなぁって。月や星は、よく見るの?」
「見る。よく見るよ!」

運動を続けるといいことしか起きないの

「あぁ、そっかぁ。さっきは地球のことまで考える余裕を持つのは大変だって言ったけど、もしかしたら自然の大きさを体感することで、自分の悩みは小さいと感じるハッピー効果もあるのかもしれないね」
「それはすごくあるかもしれない。あとはね、運動!本当に運動をすると、いいことばかりがどんどん起きるの。体を動かすとハッピーになる成分が体内で分泌されるって科学的にも証明されているみたい。本当なの!」

「今日も撮影を見ていて、足や背中の筋肉が本当に美しくて、でも一番はお尻!モニターで写真を真剣にチェックしてるローラのお尻がプリンプリンに可愛くあがっていて、私はごめんね、そこばっかり見ちゃってた(笑)」
「ウソ〜!アハハッ♡運動を続けると体のラインが変わってきて、周りに褒められることも増えて、そうすると自分のことが好きになってきて、いいことしか起きないの」

「わかってはいても、私は運動がどうにも続かないの。どう思う?(笑)」
「1日には24時間もあるし!その中のたったの1時間だけでも運動に使うことで、いいことばかりが起きるよ♡」

「24時間もあるって言う人、初めて!(笑)」
「え?あれ?24時間じゃなかったっけ?」

「ううん、合ってるよ!24時間しかないっていつも思っちゃってたから(笑)」
「あ、そっか。アハハ♡」

「ねぇ、夜は?何時にベッドに入る?なんとなく、深夜を過ぎた頃から落ち込むことが多いなって気づいて、早寝ってハッピーでいるために大事かもって最近感じていて」
「うん、0時までには眠るようにしてる。予定があって0時を過ぎてしまうことがあったとしても、6〜7時間の睡眠はキープするようにしてる。海外と日本を行ったり来たりの生活で、時差ぼけで眠れないこともあって睡眠についても色々と調べたの。寝すぎるのも寝不足と同じくらいダメなんだって。だから、6、7時間!」

「勉強熱心だし、ちゃんと日々実行してるんだね。運動も睡眠も、日常ルーティンの中にきちんとバランス良く組み込んで、それを繰り返すことがハッピーを保つために大事なのね」

モチベーションは「楽しい」こと

「子どもの頃、どんな時に一番激しく泣く女の子だった?」
「あ!5歳くらいかな。親戚の結婚式があって、子どもたちはお留守番って言われたことがあって。双子の弟は、はーいって素直に聞いたんだけど、私は楽しそうなパーティに自分だけ置いていかれることが絶対に嫌で、大人たちが困るくらい泣きわめいたの。大人が意見を変えるまでずっと大泣き(笑)。その時の様子が今もビデオに残ってるの。それで、連れて行ってもらったんだよ(笑)」

「あはは。可愛い。楽しいこと、が一番好きなんだね!」
「うん、そうみたい。あ、今も、変わってないかもしれない。この前、ニューヨークで招待されたショーの後のアフターパーティがあって。音楽がかかっているとウキウキして踊りだしちゃうから、一人でもすごく楽しくなっちゃって。プレスの方にそろそろ帰りましょうって言われたんだけど、ヤダ!って踊り続けていたら、ついに追いかけられちゃって。私、ヒールを脱いで逃げたの(笑)」

「アハハ!それ、可愛すぎるね(笑)。でも、音楽がある場所で踊るのが最高に楽しいって、すっごくよくわかる」
「本当?嬉しい♡」

「あのね、思っていたの。外で遊んで肌が日に焼けることも、音楽で踊ることも、すごく自然なことなのに日本ではそれが“不良”のイメージへと安易に結びつけられがち。ギャル!パリピ!みたいにね。たとえばローラがインスタで、Tバックのビキニ姿のお尻をアップしていた時に、絶賛コメントと並んで否定的な意見もついているのを見たのね。日本の芸能人として憧れていたローラが、LAガールになっちゃって困惑してる人たちもいるんだなって。でも私は逆に、そのパンチある価値観の輸入そのものがすっごくいいことだと思ったの!」
「お尻がさがってることを気にしていた時期があって、運動をしたら本当にヒップアップしたことが自分ですっごく嬉しかったの。肌を焼くこともそうだけど、運動ってすごくオススメだしカッコイイことだよって伝えたかったから。アハハ♡あと、世の中って決められたルールがたくさんあるよね。(世の中的に)そうしなきゃいけないからするのではなくて、自分が好きなことに新しくチャレンジすることを楽しめる人たちがもっと増えたらいいなってすごく思う!」

「うん!日本の女の子たちに楽しいは正義だ!ってローラが発信してくれるのは最高だなって思う。インスタひとつをとっても、恥じて隠すより、努力をして自信を持って出すって魅力的。やっぱり日本のビヨンセだね」
「えっとね、ううん、それはね、(渡辺)直美ちゃんだと思う♡(笑)」

〈続く〉

ROLA
ローラ/モデル、女優として国の内外を問わず活躍。料理のレシピや、トレーニング法などインナービューティについてもSNSで発信中。

LiLy
リリィ/作家。20代の恋愛観を赤裸々に綴ったエッセイでデビュー。小説など著作多数。最新刊は『目もと隠して、オトナのはなし』(宝島社)。

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(sweet編集部)
model_ROLA
photo_YUSUKE MIYAZAKI [SEPT]
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make-up_SADAE SASAKI
interview_LiLy
edit_SATOKO ISHIKAWA[vivace], FASHION BOX

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