自己肯定感とは、自分自身を認めて尊重できる感覚のことです。
自己肯定感が高ければ、たとえミスをしても前向きに捉えることができ、安定的に生活をすることができます。一方、自己肯定感が低いと何事にも否定的になり、生きづらさを感じてしまうこともあります。
実は、自己肯定感が低くなる原因の1つに、親との関係が上手くいっていないことが挙げられます。
そこで今回は、親への不満を抱えている人への自己肯定感の高め方をクリエイティブ・ユニットのトキオ・ナレッジに教えてもらいました。
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親との関係が悪い場合の自己肯定感の高め方とは
親との関係がよかった人は、一般的に自己肯定感が高いです。自分を受け入れてほしい存在である親に受け止められた実感があれば、自己肯定感の核が確立します。その後の挫折にも負けにくいです。
しかし親に叱られてばかりいたり、親からの愛情を感じられなかったりする子どもは、自分を受け入れられないのです。逆に、親が過保護過ぎたり、心配性過ぎたりしたことも自己肯定感の芽生えをジャマしがちです。これは、子どもの行動や考え方を認めていないことであり、同時に親自身が自己肯定できていないから起こります。
怖い親や過干渉な親との関係の中で、子どもは常に親の気持ちや行動を気遣い、過敏になってしまいます。自分の気持ちよりも親の気持ちを読むことに意識を傾けます。成長してからも他人軸で生きがちになります。自己肯定感に不可欠な自分軸が育ちにくいのです。
そうであれば、親から自分軸を取り戻しましょう。親との関係、思い出、そのときの気持ちなどを書き出してみます。親に言いたいけれど言えなかったことをすべて書き連ねましょう。誰に見せるものでもないから乱暴な言葉でも構いません。理不尽なわがままや甘えがあってもよいでしょう。とにかく言いたいことを何でも書くことが重要です。
すべて書き出してみると、スッキリしている自分に気づくはずです。親や家族との関係は、相手が近い存在なだけにこじれがちです。ですが、それも気づくことで抜け出すことができます。冷静になったら、当時の親の気持ちを想像してみるのもいいでしょう。子どもにとって親はすべてですが、成長してみれば、それぞれひとりの人間です。そこに気づけば、親との関係性に、自分自身で適切な距離を取ることができるでしょう。
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このコンテンツの著者は……トキオ・ナレッジ
【PROFILE】
誰でも知っていることはよく知らないけれど、誰も知らないようなことには妙に詳しいクリエイティブ・ユニットです。弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、ライター、シンクタンクSE、イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーター、主夫らで構成されています。著書に『正しいブスのほめ方 プレミアム』『ずっと信じていたあの知識、実はウソでした!』『メンタルにいいこと超大全』『睡眠にいいこと超大全』(すべて宝島社)など。
(抜粋)
書籍 『自己肯定感にいいこと超大全』
著者:トキオ・ナレッジ
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[執筆協力]池守りぜね、稲 佐知子、浦谷由美子、龍田 昇、玉木成子、野田慎一、松下梨花子
[イラスト]刈屋さちよ
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