高山都さんが新しい住まいで見つけた“ご機嫌な”暮らし方/家具
この春、モデルの高山都さんは新居に引っ越しをしました。引っ越しに伴って、ゼロから始めた家づくりで一生モノの家具と出合ったそうです。新しい家で豊かな暮らしを満喫している様子を語ってくれました。
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新しい部屋が教えてくれたおおらかな暮らしと気持ち
「この部屋に暮らしてから、目覚ましなしでも起きられるようになったんです」と高山都さん。春の訪れとともに始めた新居での生活。きっかけは心と体の変化に気づいたからだった。
「忙しかったこともあってか、夜眠れなかったり、生活リズムが狂ってしまって。思い切って環境を変えてみようと思ったんです」
選んだのは古き良き趣を残すヴィンテージマンション。懐かしさとあたたかみのある家の雰囲気に合わせて家具や照明も新調した。
「実はインテリア選びは大の苦手。最初は途方に暮れていたんですけど、デンマークの古いダイニングセットに一目惚れしたところからイメージが湧いてきて。何ていうか“まあるい”感じ。角がなくて穏やかで、ほっとする。今の自分にはそんな暮らしが合っているのかなって、その家具に出合ったときに思ったんです」
新品でピカピカのものより時間を経て角が取れたもの、冷たいものよりあたたかく、人の手の跡を感じるもの。集まった家具はどれもやさしい佇まいのものばかりだ。
「おかげで生活リズムもゆったりとして、自分のペースで暮らせるようになりました。焦って生きるなんてもったいない。この部屋にいると、自然とそんなおおらかな気持ちになれるんです」
一生モノの素敵な家具との出合い
国やブランドに縛られない自由なMIX感を楽しむ
ダイニングのガラス棚は古い日本家具を扱う〈DOUGUYA〉で見つけたもの。お気に入りのグラスを収納して、ショーケースのような雰囲気に。「和家具ですが、フランスのアンティーク食器などを入れると北欧家具にもしっくり馴染みました」
世界にひとつだけの吹きガラスライト
ガラス棚に合わせて選んだダイニングのペンダントライトはカリフォルニアを拠点に活動する〈Cisco Home〉のもの。「手作りの吹きガラスで、ひとつとして同じ表情がないのも魅力。まあるいフォルムで、やさしい灯が心地いいんです」
大型ソファの代わりにとっておきのチェアを
「家にはソファがなくちゃという思い込みを捨てさせてくれたのが、ハンスJ.ウェグナーのヴィンテージチェア。座り心地のよさはもちろん、ソファがない分ダイニングにゆとりが生まれ、ゆったりとした空間に」
ダイニングの主役は北欧のヴィンテージ家具
家づくりの基準となったのは、デンマークのヴィンテージのダイニングテーブルとハンスJ.ウェグナーのハートチェア。テーブルは拡張すると楕円形になるので、ゲストの数に合わせて使い分ける。「まあるいテーブルに寄り添うようなハートチェアは、絶妙なカーブと丸みがたまりません」
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PROFILE/高山都(たかやま・みやこ)
1982年生まれ。雑誌や広告、ファッションカタログのほか、ラジオ番組のパーソナリティやエッセイ寄稿、料理レシピ提案など幅広く活躍。趣味のランニングはフルマラソンを完走するほど。著書『高山都の美 食 姿』1~4巻(双葉社)が発売中。
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photograph:Akira Yamaguchi
hair & make-up:Akihiro Motooka
text:Yuriko Kobayashi
(リンネル 2021年7月号)
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