40代が婦人科系の病気で気になるもの第1位は? 産婦人科専門医が検診の重要性を説く!

「乳がん検診、子宮・卵巣のチェックはたしなみ」40代が受けるべき検診をレディースクリニック院長が解説

ヴィーナス期の気になる病気/気になる不調は放っておかないのが鉄則!

ヴィーナス期のからだには様ざまな変化が起きますが、不調のサインを見逃していませんか。ヴィーナス期になると婦人科系の病気になる可能性があります。宮益坂メリーレディースクリニック院長の長岡美樹先生が、GLOW世代に受けてほしい検診について教えてくれました。

※ GLOW世代特有の体の変化期である更年期を「ヴィーナス期」と表現しています

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GLOW読者アンケート 婦人科系の病気で気になるものは?

1位:乳がん……57.9%
2位:更年期障害……52.6%
3位:子宮頸がん……42.1%
4位:子宮体がん……30.8%
5位:子宮筋腫……29.0%

(回答者数321人/複数回答あり)

乳がん検診、子宮・卵巣のチェックはたしなみです

自分を守るのは自分なので、自分で気づくことが必要

読者に気になる婦人科系の病気を聞いたところ、半数以上が「乳がん」と回答しました。
「乳がんは10人にひとりがかかるといわれていますから納得の結果ですね。でも気になっていても実際に乳がん検診を受けている人は少ないのではないでしょうか。検査の機械もみるみる進化しているので、検診を受けさえすれば今よりももっと小さながんを見つけられるのにと残念に思います。私がGLOW世代で受けていただきたい検診に優先順位をつけるなら乳がんは最上位。次は経膣エコーでの子宮と卵巣の検査ですね。子宮体部と卵巣は直接見ることはできないので膣から器具を挿入して超音波で診ます。自覚症状がないこともあるのでぜひチェックしてほしいですね」(長岡先生)

アンケートの3位と4位は子宮の2つのがんです。これも検診で解決できますか?
「子宮頸がんは細いブラシで細胞をこすり取るだけなのでとても簡単な検査で済みますし、リラックスして受ければ早く終わります。子宮体がんは子宮口から細いブラシを入れて細胞を採取するので、出産経験がない人は特に痛みを感じることもありますが、50才を超えたら受けていただきたい検査です。子宮頸がんについてはワクチン接種をするのが理想的ですが、GLOW世代では既にHPVウイルスに感染していることもあるので少しややこしいですね。女のお子さんがいるならぜひワクチン接種をおすすめしたいです。ワクチンを打っておけば子宮頸がんの脅威からお子さんを守れます」

5位の子宮筋腫はすでに持っている人も多いようです。
「実際、子宮筋腫がある人は多いです。筋腫があっても小さいとか数が少なければ大した症状もなく更年期に突入して、閉経すると小さくなるということもありますが、経血量が多いとかお腹が痛む、貧血で困っているという症状があるなら閉経を待たずに治療すると楽になります。貧血になるとうつになりやすいし、体力もなくなるからだるくて仕事が進まない、頑張ろうと思っても頑張れなくて仕事で損をしてしまうこともあると思います」

貧血を自覚して初めて経血量が増えてきたことに気づくこともありそうですね。更年期障害が気になるという回答は2位でした。やはりGLOW世代では気になります。
「更年期は誰もが通る道だし、ホルモン量が変化することで症状が出るのも自然なこと。でも病気じゃないからと決めつけてガマンだけはしないでいただきたいです」

ヴィーナス期の「コロナうつ」が急増

すでに1年半もコロナとたたかっているせいで“コロナうつ”の人が増えています。厚労省でも「新型コロナウイルス下でのメンタルヘルスに関する調査結果」を発表していて、5〜6割の人が何らかの不安を感じていたとあります。常にコロナ感染の不安がある状態は、見えないストレスが満載で自律神経が乱れる要因に。ベースに更年期があればなおさらです。溜まったストレスを発散させる場がない、子どもや夫は在宅、収入も不安定となればイライラは募るばかり……。辛くて誰かに話を聞いて欲しいなら婦人科で相談するという選択肢もありますよ。

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教えてくれたのは……宮益坂メリーレディースクリニック 院長 長岡美樹先生

40代が婦人科系の病気で気になるもの第1位は? 産婦人科専門医が検診の重要性を説く!
宮益坂メリーレディースクリニック
院長 長岡美樹先生

【PROFILE】
全世代の女性が体の悩みや不安を気軽に相談できる頼れるおせっかいおばちゃんを目指して、渋谷にクリニックを構える産婦人科専門医。いつもわかりやすい解説をしてくださるGLOWのかかりつけ医的存在。

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取材・文=黒川ともこ
GLOW 2021年11月号

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WEB編集=FASHION BOX

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