横ジワは可愛いけど、縦ジワはキツく見える!? 60代からの「シワ問題」を考えます/スキンケア
素敵に年齢を重ねるために欠かせないシワ予防。毎日手軽にできる顔のパーツごとのお手入れ方法を、エイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えてもらいました。
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スキンケアコスメを塗るときもシワ予防にひと手間加える
「化粧品をただ塗るだけではもったいない」という村木さん。シワへの“効かせ技”を使うことで化粧品の効果も2倍に! 道具は、“自分の手”だけです。
シワ対策コスメの選び方
目的別に選ぶ
広い面に塗る全顔用と、ピンポイントに塗る部分用は、のび、なじみなどが異なるので分けて使ったほうがベター。
エイジングケア機能がある
高い保湿成分を配合したものが多いのがエイジングケア化粧品の特徴。特にハリを高めるものを選ぶといいでしょう。
目尻
目尻ジワが深くならないように、早い段階からケアをするのがポイント
目尻のシワ部分を開いて“溝”に塗布
美容液やクリームを塗った目もと全体に上から、同じ化粧品をさらにシワの溝を指で開いてのばして塗りましょう。最後に目尻からこめかみに向かって化粧品をなじませましょう。
眉間
眉間は筋肉のコリをしっかりほぐしながら塗るのが重要
シワを開いて、“溝”に押し込みましょう!
化粧水や保湿剤をつけるときには片方の手で左右に眉間のシワを伸ばし、もう片方の人差し指に美容液やクリームをつけ、シワの溝にやさしく押し込みましょう。肌に浸透するまで数分置いてから、次のお手入れに進みましょう。
額
額部分にある「前頭筋(ぜんとうきん)」が衰えてしまうことが原因。額に圧をかけて!
<前頭筋とは……>
額の下に縦に広がる筋肉。実は全身の筋肉は前頭筋から筋膜でつながっているため、おでこのシワはもちろん、顔のたるみなども前頭筋の緊張をほぐすことが大事。
手でシワ部分に圧をかけながら塗布を
額は、眉の上から髪の生え際に向かってシワを押し上げながら、たっぷりと保湿剤を塗布しましょう。塗布する際は横ジワを開けるように指で押さえて、“溝”に塗布を!
鼻の下
肌の土台を支えるコラーゲンなどの減少や口まわりの筋力低下が主な原因
口まわりを囲んでいる唇の上の「口輪筋(こうりんきん)」をマッサージ
両手の人さし指と中指を揃えて鼻の下に当てる。鼻の下をちょっとのばした状態にし、指の腹で筋肉をとらえて、小さく上下するように動かしながら、同時に保湿剤を塗布しましょう。
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教えてくれたのは……エイジングデザイナー 村木宏衣(むらき・ひろい)さん
【PROFILE】
大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングに対して独自の「村木式」美容メソッドを確立。2018年にサロン「Amazing♡beauty」を開業。近著に『奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。書籍『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)が10月28日に発売されました。
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取材・文/橋本優香
イラスト/藤井昌子
(素敵なあの人 2021年12月号)
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WEB編集/FASHION BOX