その不調、血行の悪さが原因かも 血の巡りをよくして体を整える
血流アップの生活習慣/血流アップの体ケア
血流が悪くなると体の痛みや気分の不調だけでなく、免疫力も低下します。寒い季節になり、滞りがちな血の巡りをよくするためには毎日の習慣が大切です。セルフケアを実践して血流をアップさせましょう。イシハラクリニック副院長の石原新菜先生にお聞きしました。
宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK! 詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
血流アップの体ケア
体の要所を温めること、もみほぐしたりさすったりすることも血の巡りの改善に大切です。
【腰を温める】仙骨(せんこつ)にカイロを貼る
小さいカイロの場合&大きいカイロの場合
骨盤の中央、背骨とつながる三角形の骨が仙骨。仙骨には8つの穴があり内臓へつながる神経がでているので、ここを温めると神経が活発になり、血流もアップします。仙骨部分をおおうように、お尻の割れ目の上から大判のカイロを横に貼りましょう。小さいカイロをタテに2枚でもOK。
【冷えを感じたら】手浴(しゅよく)
手先を温める手浴。体の末端である手を温めることで、短時間のうちに体全体がポカポカするうえに、冷えからくる関節痛や頭痛などの痛みも緩和します。足浴に比べて手軽なのでおすすめ。お湯のなかに、好みの香りの精油を数滴たらすのも、リラックス効果がアップします。
ホットタオル+ビニール袋
ホットタオルを手に巻いたあと、上からビニール袋をかぶせて、手首を輪ゴムで止め密閉します。
40~42℃のお湯に
両手が入る洗面器を用意し、40~42℃のお湯に手をつけます。さし湯をすれば長時間つかれます。
【むくみ解消にも】アキレス腱&足首さすり
心臓から遠いため、血流が滞り、むくみやすい足。血流改善に効果が高い脚のマッサージが手軽になるのが、片足でもう片方の足をさする方法。かがまずにできるので、腰に負担をかけません。軽い刺激で血行の促進ができ、むくんで太くなった脚が改善します。
内側
右足の土踏まずを、左足の内くるぶしにあてて上下にこする。左右それぞれ8回ずつ。
外側
右足の甲を左足の外くるぶしにあてて、上下にこする。左右それぞれ8回ずつ。
アキレス腱
右足の親指と人差し指で、左足のアキレス腱をはさみ、上下にこする。左右それぞれ8回ずつ。
【ツボを刺激】耳のもみほぐし
耳周りを押して痛いと感じたら、血行がよくない証拠です。耳周りには重要なツボがたくさんあります。肩コリが気になるときは、耳全体をもみほぐしたり、耳たぶを引っ張ると、血行を促進して、コリがほぐれます。
耳たぶの後ろを押す
耳たぶの後ろのくぼみは、肩こりに効果のある「翳風(えいふう)」のツボ。人差し指と中指の2本で軽く押します。
耳たぶの下
耳たぶの中心より少し下、つまんで痛いのが「眼」のツボ。耳たぶを挟んでもむと、目の疲れやかすみに◎。
耳全体
耳を指先でつまんで外側に軽く引っ張り、位置を変えながら全体を引っ張ります。血流がよくなります。
肉食が血液をドロドロにするって本当!? 医師に聞いた、血管ケアのQ&A
菓子パンやスナックは要注意! ドロドロ血液をサラサラにする食事
教えてくれたのは……イシハラクリニック副院長 石原新菜先生
【PROFILE】
漢方医学、自然療法、食事療法で、さまざまな診療にあたる。『オトナ女子の不調がみるみる改善する本』(徳間書店)ほか、著書多数。
宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK! 詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
血流が悪いと冷えや肩こりなど不調の原因に! 運動不足の更年期はさらに注意が必要!? 医師が解説
血流をアップするなら下半身を鍛える! ウォーキングの正しいフォームなどを解説[医師 監修]
血流をアップする食事術|肉なら何を食べるべき? おすすめの食材やスパイスを指南[医師 監修]
illustration:Nagisa Hamada
text:Ema Tanaka
(大人のおしゃれ手帖 2021年12月号)
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
web edit:FASHION BOX