その不調、血行の悪さが原因かも 血の巡りをよくして体を整える
血流アップの生活習慣/体を温める食事
血流が悪いと、体にさまざまな不調をもたらします。血流をよくするためには、毎日の習慣が大切です。巡りをよくする食べ物を食べて、血流をアップさせましょう。イシハラクリニック副院長の石原新菜先生にお話をお聞きしました。
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体を温める食事
糖質の高い食事は、血液がドロドロになり巡りを悪くする原因に。温め食材を取り入れて。
【たんぱく質が多く代謝アップ】肉なら赤身肉
たんぱく質には、筋肉量を増やし代謝をアップさせる効果があります。特に、赤身肉のL-カルニチンは、脂肪を燃焼し、エネルギーに変えるので、体を温めて血流を改善します。さらに、トリプトファンやアラキドン酸が幸せホルモンの原料になるので、元気が出ます。
【温かさが持続】とろみをつける
温かい飲み物や食べ物には、片栗粉などでとろみをつけると温かさが持続し、内臓周りの血管が広がり血流を増やしてくれます。内側から体が温まると、同時に胃腸の調子もよくなり、精神が安定する効果も。くず粉や、長芋をすって使ってもいいでしょう。
【しょうが・ねぎ・シナモン etc.】薬味やスパイスを活用
しょうがやニンニクに加え、身近な食材の玉ねぎや、手軽なスパイスも巡りをよくします。
玉ねぎ効果
玉ねぎは、においの成分アリシンに血液サラサラ効果が、ポリフェノールのケルセチンに血管を柔らかくする効果がある、最強食材です。生なら、さらさないでそのまま使う、加熱調理は切ったあと15分くらい置いてから調理すると、成分が壊れにくいことがわかっています。
スパイス白湯
冷え取りの定番の白湯。温かいお湯を飲むことで、血流をよくし代謝を上げてくれますが、冷めると体の中でただの水になるのが欠点。白湯にシナモンやしょうがパウダーなどを少し加えると、血行促進効果がアップします。白湯の味になれない人でも、飲みやすくなるはず。
肉食が血液をドロドロにするって本当!? 医師に聞いた、血管ケアのQ&A
菓子パンやスナックは要注意! ドロドロ血液をサラサラにする食事
教えてくれたのは……イシハラクリニック副院長 石原新菜先生
【PROFILE】
漢方医学、自然療法、食事療法で、さまざまな診療にあたる。『オトナ女子の不調がみるみる改善する本』(徳間書店)ほか、著書多数。
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illustration:Nagisa Hamada
text:Ema Tanaka
(大人のおしゃれ手帖 2021年12月号)
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