月に一度訪れる生理ですが、多くの女性が生理中の仕事はパフォーマンスが下がると感じているようです。その理由は「集中力が途切れやすい」「ストレスを感じやすく情緒が不安定」など様々。また、仕事中の場合は「自分のタイミングでトイレに行けない」ことや「生理用具を忘れた」「出血が多く服や椅子に血がついてしまった」などの経験がある女性も少なくないようです。生理の日の不快感を軽減するために、今回は生理用品をクローズアップ。最近、注目を集めている月経カップを紹介します。
みんなが使っている生理用品は?
手間や不快感を感じる女性が多い中、普段皆さんはどんな生理用品やサニタリーグッズを使用していますか? 株式会社murmurによる『仕事と生理に関する調査』によると、『使い捨てナプキン(82.8%)』が圧倒的に多く、『おりものシート(27.1%)』『タンポン(15.4%)』と続きました。
普段使用している生理用品は、使い捨てナプキンの利用者が圧倒的に多い結果に。オフィス環境での交換の手軽さや携帯するための利便性が理由としてあげられます。
ただ、仕事中に経血漏れを経験した人も多数。睡眠時や激しい運動時は、経血漏れが起きやすくなりますが仕事中でも約7割の女性が経血漏れを経験していることが明らかになりました。「生理期間の仕事において、工夫していることはありますか?(当てはまるものすべてを選択)」と質問したところ、『漏れにくい生理用品を使う(42.4%)』が最も多く、『服装(色が薄いボトムスははかないなど)(40.1%)』『鎮痛薬を飲む(27.9%)』と続きました。
働く女性が仕事中の整理の悩みを軽減し、パフォーマンスを高めるためには、経血漏れの心配がなく、使いやすいサニタリーグッズが求められています。そこで、現在注目を集めているのが、『月経カップ』。
月経カップとは、折りたたんで膣に挿入し経血を貯めるタイプの生理用品で、タンポンと同じく一般医療機器です。医療用シリコーンなど、生体適合性の高い柔らかく弾力がある素材でできており、長期にわたって繰り返し使うことができます。
月経カップのメリットとは?
月経カップのメリットとはどんなものがあるのでしょうか?
- 生理用品による ムレ、ニオイが気にならなくなる
- 温泉やサウナにいつも通り入ることができる
- スポーツをするときも漏れやずれを気にしなくてよい
- 長時間使えて取り替え頻度を減らせる
- 繰り返し使えるからゴミを減らせる
- 生理用品を買い足す手間とコストが減る
- 外出時の荷物が減る
月経カップは生理中の不快感やストレスを軽減してくれるアイテムながら、まだ使ったことのない人にとっては「怖い」「自分で着脱できるか不安」「お手入れが大変そう」と、なかなか使ってみるきっかけがつかめないようです。ですが、月経カップも様々なメーカーから発売されています。自分に合う月経カップを見つけて毎月の生理のストレスや煩わしさを軽減しましょう。
■初心者におすすめ! murmo(マーモ) 月経カップ
¥5,940(murmur)
初心者にも使いやすい1サイズの日本製月経カップ。入れやすさと取り出しやすさ、入れたあとの違和感の少なさで初めてでも使いやすい仕様を実現。連続使用最大12時間で取り替えの頻度を減らせるのも魅力。なめらかで水分を弾きやすい表面になっているので、洗いやすく清潔に保ちながら、繰り返し使用可能。また、肌に馴染みやすいニュアンスカラーの月経カップと防水防臭の持ち運びケースが付属しているのも仕事中のサニタリーグッズとしておすすめ。
月経カップのお手入れ(煮沸消毒)ができるmurmoクリーンカップも一緒に!
¥2,200(murmur)
月経カップを電子レンジで簡単に洗浄できる洗浄カップ。熱くならない取っ手付きで、フタをしたまま湯切りができるため、安全安心。普段は折りたたんだ状態でmurmoの月経カップを入れて保管も可能。
■急な生理に大活躍する使い捨て月経カップrepie(ルピエ)
1個¥550(feminak)
繰り返し使うタイプの月経カップは生理のはじめと終わりに煮沸消毒をする必要がありますが、使い捨てタイプのrepie(ルピエ)は滅菌処理されているので、煮沸消毒が必要なし。梱包パックから取り出してすぐに装着が可能で、使用後は梱包パックに入れてサニタリーボックスに捨てるだけ。装着しやすい快適な使い心地で、最長12時間の着用が可能。
自分に合った月経カップを取り入れて、生理のストレスや煩わしさを軽減しましょう。
お問合せ先
murmo(マーモ) https://murmo.jp/
feminak(フェミナック) https://feminak.inaki.co.jp/