(2020年1月15日 更新)
寒くなると気分が沈みがち、ベッドから出られないなど、冬は不調を抱えやすい季節です。日々の暮らしのなかでできるちょっとした対処法で乗り切りましょう!
≪目次≫
ウィンターブルー対処法①:太陽光を浴びる時間をとる
病院では実際に強い光を使った治療法があり、その効果が認められていますが、日常生活でセロトニンを増やすには外に出て日光を浴びるのが一番。太陽の青い光に効果があるため、晴天の日中に30分から1時間を目安に日光浴を。
ツバのある帽子やサングラスは光を遮ってしまうため、ウィンターブルー対策としては不要です。
外に出られない場合は、窓ガラスに近い位置でまっすぐ外を見ましょう。光を活用するには意識的に明るいほうを見ること!
ウィンターブルー対処法②:夏より30分~1時間、睡眠時間を長くとる
日照時間が短くなると体内時計が遅れるため夜型の生活になってしまいがち。仕事などで朝起きる時間を遅らせることができない、昼寝の時間もとれない場合は、夏より30分~1時間早めにベッドに入る習慣をつけましょう。
ウィンターブルー対処法③:「トリプトファン」「ビタミンB6 」を一緒に摂取す
ウィンターブルーの回復にはセロトニンの原料となる必須アミノ酸のトリプトファン、セロトニンの生成を促進させるビタミンB6、エネルギー源となる炭水化物をバランスよく含む食事が大切。
甘いものや炭水化物など、糖質を欲するのはインスリンの影響で血中のトリプトファンが増えるから! これは無意識的な自己治癒行動なのだそう。
ビタミンB6
トリプトファンと同時に摂取することが必要なビタミンB6は、タンパク質を多くとる人ほど必要量が増えると言われています。バナナや緑黄色野菜、にんにくなどに多く含まれています。
トリプトファン
体内で生成することができないトリプトファンは、セロトニンを合成するためにどんどん使用され体内に貯蓄できない! 肉や魚、大豆、ナッツなどで補いましょう。
(リンネル編集部)
text: Mai Takasaki
illustration: Shinco Uematsu
文 / FASHION BOX
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