60代からのフェムテック:「漢方」で解決する頻尿や抜け毛などのお悩み

女性特有の健康の課題を解決する商品やサービスである「フェムテック」。

60代になると、なんとなくスッキリしない、痛みを感じるなどといった不定愁訴を訴える人も多いもの。そんな悩みを解決するために役に立つのが「漢方」です。

漢方のメリットは、体質による症状にも効果があり、病気と診断される前のなんとなく調子が悪いという段階でも始められることにあります。

植物や動物、鉱物を切る、乾燥する、蒸すなどして加工した生薬を組み合わせて作られる漢方薬は、例えば、頻尿や夜中のトイレ、冷え、不眠、抜け毛、気分の落ち込みなどの不定愁訴に効果的です。

中医学では、女性の身体は7年周期で変化すると考えます。14歳で初潮を迎え、28歳で女性としての身体が最も充実し、35歳で体力の衰えや不調を感じ始め、42歳で白髪やシワの増加や生理周期の乱れが起こり、49歳で閉経を迎えます。そして、素敵なあの人世代に突入する56歳以降では、尿もれや骨粗しょう症、抜け毛などの悩みが発生します。

そんな60代のお悩みを解決するうえで、特に意識するべきは生命の源を蓄える「腎」のケア。

「腎」は成長や発育、生殖に関わる機能のことです。この働きが低下したり、不足したりすると「腎虚」という状態になり、頻尿や残尿感、夜中のトイレ、体の冷え、むくみ、脱毛や白髪、めまい、腰痛、骨粗しょう症、皮膚の乾燥やかゆみなどの多彩な症状が現れるのです。

大人世代特有のこういった悩みに効果がある代表的な漢方が、地黄や茯苓(ブクリョウ)、桂皮など8種の生薬にハチミツを加えて粒状にした「八味地黄丸」です。身体を温め、弱った腎の元気を補うことで、症状の改善に繋がります。飲みやすい丸剤などの市販薬があるので、忙しい人でも無理なく続けられます。

生理痛から始まり、妊娠や出産、更年期や閉経まで、女性の一生を通して不調をケアできる漢方を上手に取り入れて、人生100年時代を生き生きと過ごしたいですね。

<編集部おすすめの「腎」をケアする漢方>

漢方の古書「金匱要略(きんきようりゃく)」に収載されている漢方処方「八味地黄丸」を基本に、8種の生薬にハチミツを加え丸剤にしたもの。飲みやすい形状で、症状によって量を調整が可能です。1日3回食間に温服。健康丸 135g [指定第2医薬品] ¥4,290/漢方薬局ハレノヴァ
生地黄の搾り汁に高麗人参、茯苓、枸杞などの粉末、ハチミツを加え、約3日間煮つめて成分を凝縮したペースト状の漢方薬。そのまま、またはお湯で薄めて1日1~2回服用。甘味の中にほんのり酸味と苦みが感じられ、飲みやすい味です。腎の元気をしっかりと補うことで女性の悩みをケア。瓊玉膏 300g [指定第2医薬品]  ¥14,300/漢方薬局ハレノヴァ

漢方薬局ハレノヴァ Tel:06-6312-8429 https://www.halenova.com/

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