たかが見た目、されど見た目。女のコだからこそ楽しめるメイクとファッションは、武器であり魅力。いつだって自分の個性を最大限に生かしたルックスで私達を魅了する石原さとみさん。彼女と、おしゃれなメイクと素敵なファッションの関係性について考えてみる。
石原さとみHOTニュース♡写真集+スタイルブック『encourage 特別版』好評発売中!
profile
いしはらさとみ/1986年12月24日生まれ。東京都出身。大ヒットした写真集『encourage』に石原さん本人が企画したスタイルブック『courage』を合わせた『encourage 特別版』(宝島社)が好評発売中。現在、主演ドラマ『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)が毎週火曜22時から放送中。9月6日からBunkamuraシアターコクーンにて、舞台『アジアの女』に主演することも決定。
オールブラックに宿る凛としたボルドーの色気
ニット¥356,000、パンツ¥730,000(共にヴァレンティノ)、ブーツ¥154,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/全てヴァレンティノ インフォメーションデスク)
可愛げをあえて排除したシックなメイクに。「メタリックな質感のボルドーリップが主役。目元にはカーキのアイシャドウを目のフレームに合わせて忍ばせることで憂いのあるまなざしが完成します」と、ヘア&メイクの河北裕介さん。
「リップ以外は赤みを削ぎ落としたハンサムなメイクのおかげで、ニットやチュールの甘さや親近感が程よく引き締まります。後れ毛を引き出す位置や分量、垂らす長さだったり……ラフに見えて計算ずくのヘアも絶妙なバランス!」
ブロンズメイクで正統派からはみ出してみる
ドレス¥678,000(ヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
デザイン性の高い服ほどメイクでスキを作って。河北さんいわく、「赤リップでは正統派過ぎてしまう。リップもアイシャドウもブロンズブラウンで統一し、指でなじませたり、ぼかしたり。そんな手作りっぽさが洒落感への道筋。その分、眉は強く、知性をにじませて」、だそう。
「白のドレスは、白の面積が多いほどフォーマルになり過ぎてしまう気がして、その分メイクで引き算するのが大切。ブロンズブラウンは、繊細なツヤがありつつ、顔立ちになじむ深みもあって、大人のヌケ感を演出してくれます」
自由度を高めるカラーパレットのリンク
ドレス¥1,100,000、ソックス¥18,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
こなれ感のポイントはメイクとドレスの色みを合わせること。「ドレスの花柄とトーンを合わせたリップは、一度色をのせた後に綿棒で輪郭をあいまいに。反対に目元は漆黒の跳ね上げアイラインでモードなアクセントをつけて」
「セルフメイクではリップラインを際立たせるのが好きだけど、グラデーションにして唇の立体感で遊ぶのも面白かったです。スパンコールがあしらわれたドレスが程よくカジュアルに見えて、印象を左右するのは細部だなと実感」
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photo_MASASHI IKUTA[hannah]
styling_KEIKO MIYAZAWA[WHITNEY]
hair&make-up_YUSUKE KAWAKITA
model_SATOMI ISHIHARA
edit_SATOKO ISHIKAWA[vivace], FASHION BOX
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