(2020年8月7日 更新)
朝起きると首が回らない……! そんな経験をしたことのある方は多いはず。つらい寝違えを治すツボを、六本木の駆け込み寺・寺林治療院の院長に聞きました。
≪目次≫
寝違えのツボ・後谿を押さえて首を左右に回す
寝違えて首から肩、背中にかけて痛むときは、後谿への刺激を。右手の中指で左手の後谿を押さえたまま首を左右に10〜20回動かし、今度は左手で右手の後谿を押さえて反対側も同様に。「右後谿・首右向き」「右後谿・首左向き」「左後谿・首右向き」「左後谿・首左向き」と4パターンを行うことになりますが、すべて試し、もっとも首が動かしづらい組み合わせの回数を多くしてください。痛みが激しいときは決して無理をしないこと。ふーっと息を吐きながら8〜10秒くらいかけてゆっくり行い、痛いところで首を止めましょう。回を重ねるごとにだんだんと首の動きがラクになるはずです。
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寝違えのツボ・後谿(こうけい)とは…?
手の小指側の側面に沿って小指から下になぞっていくと骨の出っ張りが。その骨の真下で、強く押すと痛みを感じるところ。
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教えてくれたのは……
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)さん
【Profile】
六本木・寺林治療院院長。1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳のときから1人で治療院を運営し、現在に至る。2008年には港区南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年3月、港区六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は27万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
(参考)
書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296672
著者:寺林陽介
イラスト:アオノミサコ
ライター:佐藤美由紀
special thanks:石井美保さん
編集/FASHION BOX
(書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』)
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