日本酒の瓶はなぜ色つき?紙パック入りを選ぶべき理由も解説

日本酒の瓶はなぜ色つき?紙パック入りを選ぶべき理由も解説

日本人にとって馴染みの深い日本酒。店頭には様々な種類の日本酒が並んでいますが、日本酒にまつわる豆知識をフリージャーナリストの郡司和夫さんが教えてくださいました。

教えてくれたのは……

郡司和夫(ぐんじ・かずお)さん

【Profile】
1949年東京都生まれ。法政大学卒業後、出版社編集部長を経て1980年よりフリージャーナリストに。主な著書は『食品のカラクリ』(宝島社)『「体をこわす添加物」から身を守る本』(三笠書房)ほか多数。

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日本酒の瓶についている色は「紫外線対策」のためだった

日本酒の瓶はなぜ色つき?紙パック入りを選ぶべき理由も解説
出典: FASHION BOX

和食文化がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受けて、海外では和食とともに日本酒の人気が高まっている。

普段は何気なく購入している日本酒だが、注意深く見ると、酒瓶の多くは色がついていることに気付くはずだ。黒や茶、緑、青、赤とバリエーションに富んでいる。透明の瓶もあるがこれは少数派。一体、瓶の色にはどのような理由があるのだろうか。

日本酒は日光にあたると紫外線の影響で「日光臭」と呼ばれる不快な臭いが生じてしまう。これを防ぐことが瓶の大切な役割だ。飲み切るまでに時間がかかる一升瓶のほとんどが茶色なのはこのためだ。

紫外線カットに効果的な色は茶色や黒である。透明の瓶は、他の色に比べて中の日本酒が紫外線を吸収しやすいので早めに消費したほうがいい。また、瓶より紙パックのほうが紫外線カット効果は高い。

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(抜粋)

日本酒の瓶はなぜ色つき?紙パック入りを選ぶべき理由も解説
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書籍『加工食品の危ないカラクリ』
著者:郡司和夫

WEB編集:FASHION BOX
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