光を集めるゴールドやビジューのきらめき、女性らしい質感を生む透ける素材。アートピースのようなルックをまとえば、誰よりも輝くローラ流のレディスタイルの完成。
鍛えられた背筋がアクセサリー!? 進化し続けるローラの「今」
【STUNNING★ROLA……CLASSIC GOLD】
01☆アフリカンテイストがきいたクラシック
ドレス¥1,150,000、ネックレス¥275,000（共にディオール／クリスチャン ディオール）
マラケシュで発表されたディオールのリゾートコレクション。アフリカンカルチャーからインスパイアされた輝くゴールドのテキスタイルは、クラシックなシルエットのドレスとマッチして唯一無二の存在感を放つ。
【STUNNING★ROLA……TRANSPARENT LADY】
02☆ポップなムードに女性らしさをひとさじ
ブラウス¥119,000、スカート¥111,000、イヤリング¥73,000（全てドルチェ＆ガッバーナ／ドルチェ＆ガッバーナ ジャパン）
ドルチェ＆ガッバーナらしい、とびきりキャッチーなピンクのドットプリントをセットアップで着こなして。上品なボウタイブラウスから透ける、肌の質感の意外性にどきり。
【STUNNING★ROLA……BIJOU】
03☆胸躍る少女のようなきらめきをまとって
ドレス¥1,580,000、ハット¥51,000 ※共に予定価格（共にミュウミュウ／ミュウミュウ クライアントサービス）
肩口にあしらわれたガーリーな大粒のビジューがきらめくミニドレス。リボンモチーフがレトロなムードのビッグサイズのアシンメトリーハットからのぞく、少女のようなピュアな表情に釘づけ。
紗栄子、小嶋陽菜、齋藤飛鳥が“お気に”ドレスを披露！ 美女はみんな黒が好き!?
【ROLA’S BEST★ローラが見つめる今と未来】
▶︎学ぶことで大人になった1年
1年ぶりに表紙を飾ってくれたローラ。LAを拠点にグローバルに活躍する傍ら、環境問題や動物愛護の活動にも積極的に取り組んでいる彼女にとって、2019年は振り返ってどんな年だったのだろう。
ローラ……2019年は、去年までと比べて、自分の心境が変わってきたなと感じているの。考え方も大人になってきたのかな？ 今は、勉強をするのがとても楽しい！ 私はみんなが小学生のころに勉強するようなことも、当時は日本語ができなくて、実はよく分からなかったの。
自分は勉強ができないと思っていたから、本からも遠ざかっていたけど、最近は、本がすごく好きになって。「自分が知らなかったことを知るって、なんて大事なんだ！」と思うようになったよ。そして、自分が勉強したことを、みんなにも知ってもらいたくてSNSでシェアしたら、ネットニュースになったり、色んなところで話が広まったりして、すごくよかったなと思ってる。例えば、環境問題もみんながちょっとしたことをやめるだけで、すごく大きな変化を生み出せるじゃない？
私自身、最近、おしゃれの意識も変わってきていて、古着をミックスしたコーディネートをすごくするようになったの。古着をリユースするのって環境にも優しいから。こういうことをみんなが意識し始めると、作り手にも伝わって、「じゃあ、こういう素材を作ってみよう」って環境へ配慮した服作りにどんどん変わっていき、明るい未来へと繋がっていくし、自分がその手助けをできたらいいなと思ってる。
こういう風に強く感じるようになったのは、今年アフリカを訪れた経験が大きいのかも。アフリカに住みたいと思うくらい、自然の美しさに感動して、本当に最高だった！ 私はもともと大自然の中で育って、人間と自然は繋がっていると常々感じてたけど、それを改めて認識させられた旅だった。
アフリカでは象が深刻な勢いで減少していて、象の保護活動を行っている施設を訪ね、象を守っていかなければいけない、そのためには何ができるだろうって考えたの。象牙を密猟する人が悪いと言う人もいるけど、本当は、私達が知らないで買ってしまうのがいけない。誰かを悪者にするんじゃなく、みんながハッピーになれることが一番。それには、ひとりひとりがしっかり勉強して、知って、行動を起こすことが必要なんじゃないかな？
環境問題も、食に対しても、まず知ることが大事だと思う。食に関しては、オーガニックは日本ではからだにいいという認識があるけど、私からすれば、オーガニックこそ普通の食事。自然界に存在しない、人間が作った化学物質が入っているものや加工食品を自分の体内に入れるのは怖いと思っちゃう。
でもね、なんでも極端にするのはよくないと思うの。「環境によくないから、もう服を買わない！」とか「オーガニック以外は食べない」とか、いきなりゼロにしてしまうんじゃなくて、できることから始めてみるのがいいんじゃないかな。私も、ひとつのことを考え始めると頭がそれでいっぱいになっちゃって、気づくと暗くなってる自分がいるの（笑）。
だから、ちゃんと自分らしくハッピーでいながら、真剣に考えるようにしようと思ってる。今後も、私なりのバランスで色々なことをリアルに発信していけたらいいな。
実はお尻に自信がなかった!? 桃尻が話題のローラ、過去のコンプレックス告白
▶︎みんながハッピーになるのが夢
編集部……具体的に、これからしようと進めていることや2020年のプロジェクトはありますか？
ローラ……うん、あるよー。私の夢はたくさんの人に幸せを届けることなの。その夢をどういう風に自分の好きなことを通じて実現できるかなって、2019年は勉強したり、ミーティングばかりしてた。土の下にこもってね。2020年は土から芽を出して、それらを形にしていこうと思っていて、具体的には、デニムを作ったり、ライフスタイルのプロジェクトをスタートさせるよ！ 単にビジネスとしてじゃなく、同じような気持ちの人たちと仕事するって素晴らしいことだと学んだの。
それから、世界中、自分が行ったことない場所に行ってみたい。恋愛に対しても、もう少しオープンになりたいと思ってる。いつか子どもができるのも楽しみだし、子どもができたら考え方もまた変わりそう。29歳になったときにね、自分の子どもが欲しいと思うようになったの。それまでは「私は子どもと一緒だー」と思っていたから（笑）、「あれ？」って不思議になって、お母さんに聞いたら、お母さんが私を産んだのが29歳だったんだって！ そういう運命や縁も繋がっているのかなーと思っちゃった。
あとね、もうすぐ宇宙人に会えるんじゃないかなって感じてる（笑）。でも、今の人間の思考のまま宇宙人が現れたら、武器を向けてしまうと思うから、人間はもっと賢くならなきゃいけない。武器じゃなくて、コミュニケーション。お互いを尊敬して、分かり合おうとする気持ちのレベルに人間がならないと現れないんじゃないかなって。だから、私はいい子にしてようと思ってるよ！ いい子にしていたら宇宙人に会えるかなって（笑）。
“好きな彼には甘える派！”28歳のローラが語る恋愛、結婚、出産
ROLA／ローラ プロフィール
モデル、女優として国内外を問わず活躍中。保護犬、保護猫のためにスタートしたプロジェクトのアカウントも話題。
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model_ROLA
photo_TOKI
styling_KEI SHIRAHATA〈LOVABLE〉
hair ＆ make-up_RIE SHIRAISHI
interview_KAORI SUTO
（sweet 2020年1月号）
web edit_FASHION BOX, SATOKO ISHIKAWA[vivace]
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