毎年お正月は箱根駅伝を見て過ごすという方は多いはず。今季から新体制となった大学や、インカレで旋風を巻き起こした大学など、2020年の箱根駅伝を迎えるにあたって、事前に頭にいれておきたい予備知識をご紹介しよう。
拓大と山梨学大で指揮官交代
名将・岡田正裕監督は勇退
上田誠仁監督は陸上部監督へ
正月の箱根駅伝に出場した大学のうち、今季から拓大と山梨学大が新体制となった。拓大は岡田正裕監督が勇退して、7年間コーチを務めた山下拓郎が男子駅伝監督に昇格した。山下監督は岡田前監督の亜細亜大時代の教え子。2006年の82回大会では9区で区間賞を獲得して、総合優勝に輝いている。チームは前回大会で9位に入っており、岡田イズムを引き継ぐ山下監督は2年連続シードを目指すことになる。
山梨学大は1985年からチームを率いてきた上田誠仁監督が陸上部全体を統括する立場となり、2000年からコーチを務めていた飯島理彰が新設された駅伝監督に就いた。OBの飯島監督は箱根駅伝に4年連続で出場して、二度の総合優勝を経験している。チームは前回の箱根駅伝で過去最低順位の21位に沈み19年予選会でも17位。新体制で巻き返しを図る。
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國學院大が日本インカレで大活躍!
トラックシーズンで好記録を連発
出雲駅伝では念願の初優勝
5月の関東インカレでは5000mと1万mで浦野雄平(4年)が日本人トップ。ハーフマラソン(2部)を土方英和(4年)が制すなど、2部の長距離種目を席巻した國學院大が9月12~15日の日本インカレでも旋風を巻き起こした。
5000mで浦野が5位(日本人2位)に入ると、1万mは圧巻だった。土方が28分47秒40で3位に食い込み、藤木宏太(2年)も28分51秒70で続く。日本人ワン・ツーを飾ったのだ。エース浦野は関東インカレ1万mで28分25秒45の好タイムをマーク。7月14日の関東学連網走夏季記録挑戦競技会1万mでは藤木が28分46秒41、島﨑慎愛(2年)が28分46秒83の自己新でワン・ツーを達成。ライバル校に強烈なインパクトを与えた。
関東インカレから1カ月後の出雲駅伝では初優勝を遂げるなど、チーム力の上昇度は出場校でもナンバー1。國學院大から目が離せなくなった。
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日本選手権の3000m障害を阪口が8分29秒85で制す!
日本選手権(5月19日、6月27~30日)は学生ランナーも健闘した。そのなかで最も輝きを放ったのが3000m障害に出場した阪口竜平(東海大4)だ。連覇が有力視されていた塩尻和也(富士通)と序盤から競り合うと、残り300m付近で塩尻を突き放す。日本歴代9位&日本人学生歴代4位となる8分29秒85でゴールした。しかし、ドーハ世界選手権の参加標準記録に0秒85届かず、本人は悔しがった。青木涼真(法大4)も8分36秒65で3位に食い込んだ。
他の学生勢は相澤晃(東洋大4)が1万m4位、5000m5位。河村一輝(明大4)が1500mで7位。1500mで3連覇を目指した館澤亨次(東海大4)は9位に終わった。
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(抜粋)
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執筆者(五十音順):小川隆行、中村 計、福嶌 弘、吉原真人
編集:小川隆行、福嶌 弘
編集協力:大城由紀、合同会社大地のりんご、先山直子、広中克生
WEB編集:FASHION BOX
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