ハードな運動はしたくないけれど、体力は衰えてきたし、体重も気になる……。そんな人でも、すぐにできて長い目で見て体力をつけられる方法を教えます。パーソナルトレーナーの柴 雅仁さんにうかがいました。座るときに《インナーマッスル》を意識するコツとは?
痩せにくいのは[インナーマッスル]が弱いから? プロ直伝の正しい動かし方
体力維持に必要なのは《インナーマッスル》
アウターマッスルは体の表面にあり、力は強いですが持久力がありません。対してインナーマッスルは体の奥深くにある筋肉で、姿勢を保持したり、関節を安定させるのに使われ、持久力があります。
インナーマッスルが弱るとアウターマッスルが補いますが、力を入れ続けると凝り固まりやすいです。両方を同時に鍛えるのが大切。
正しい座り方で、デスクワークの持久力もアップ
長く座ると、肩が凝ったり腰が痛くなるのは、アウターマッスルに力が入りつづけているから。インナーマッスルを使って姿勢を保てば、座るのも楽になります。無理に背筋を伸ばす必要はありません。背中はゆるいカーブを描くのが自然です。
HOW TO
【01】
椅子に深く腰かけ、上の立った場合と同じように、股関節に指をあてて体を前に倒します。
【02】
体を起こしたら、みぞおちとその裏側にそれぞれ手をあてて、背骨を少し後ろに押し出すようにして調整します。
【03】
肩に一度力を入れてからすとんと抜き、みぞおち部分を正面に保ちます。これで余分な力が抜けたはず。足は腰幅くらいに開くと座りやすい。
肩甲骨ガチガチレベルをセルフチェック! 6つのポーズ全部できる?
教えてくれたのは……
柴 雅仁(しば まさひと)さん プロフィール
パーソナルトレーナー。痛みのない動ける体を作るための方法をTwitterなどで発信し、人気に。著書に『10秒ゆるみストレッチ』(主婦の友インフォス)ほか。
[体温上昇、血行改善、代謝アップ]疲れやすい人は“足首グルグル”を習慣に!
体軸コンディショニングスクール、一般社 団法人 体軸コンディショニング協会監修 クロスポイント®各ワーク©体軸コンディショニングスクール
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Masahiro Tamura
styling_Yoko Kakihara
hair & make-up_Yuka Takamatsu
model_kazumi
text_Ema Tanaka
illustration_Kayo Yamaguchi
(リンネル 2020年3月号)
web edit_FASHION BOX, Satoko Ishikawa[vivace]
【いま読まれている人気記事】
ウタマロクリーナーは洗濯機の掃除にも使えた! 内側&洗剤の投入口までキレイに
スーパーの牛肉のラベルに注目! 「和牛」と「国産牛」の違いを解説
山本美月 真っ白美脚&スタイルキープ 10カ条を明かす! ポケGOで体形維持!?
お風呂の水栓の水垢落としに意外なアレが使えた[ズボラ主婦に朗報]
医師直伝・コンビニ活用の「ばっかり食べ」で痩せる!? 食べ方ルールでダイエット
元AKB西野未姫が2カ月で8kg痩せた秘密を完全公開!【デブぬけ】