足裏には、体全体につながっている「反射区」があります。そのため、足裏を刺激することで臓器を間接的にケアできて体が元気になると、アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記さんは語ります。
日頃のセルフケアとしてオススメの足裏もみ・かかと回しですが、福辻鋭記さんによると、控えるべきシチュエーションもあるそう。どんなときに足裏もみ・かかと回しを避けた方がよいのか教えてもらいました。
≪目次≫
●こんなときは足裏もみ・かかと回しを避けよう
○熱があるとき
○食事直後、飲酒後
○入浴前
●教えてくれたのは……
こんなときは足裏もみ・かかと回しを避けよう
熱があるとき
発熱しているときは、体内で免疫力を高めている状態です。足裏もみやかかと回しでほかの機能を高めてしまうと、自然治癒力のはたらきを妨げることにつながります。
食事直後、飲酒後
食後は食物の消化吸収のために内臓がフル活動している状態です。内臓の働きを妨げないように、食後30分程度は足裏もみやかかと回しは控えるようにしましょう。
入浴前
入浴前に足裏もみやかかと回しを行い血行をよくすると、入浴による血流アップによって心臓や血管に大きな負担をかけます。効果的な入浴後に行うようにしましょう。
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教えてくれたのは……
福辻鋭記（ふくつじ・としき）
アスカ鍼灸治療院院長。日本大学、東洋鍼灸専門学校卒業。日中治療医学研究会会員。30年以上で10万人を超える治療実績を誇り、TBSテレビの特番で日本の名医50人に選ばれた。美容鍼灸の草分け的存在で、女性誌や健康雑誌、テレビ番組などで幅広く活躍中。著書に『寝るだけ！ 骨盤枕ダイエット』（学習研究社）、『福辻式 反射区（ゾーン）の地図帳』（永岡書店）、『足首を回せば不調が消える』（河出書房新社）など多数。
※ 福辻鋭記の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記です
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（抜粋）
書籍『血管がぐんぐん若返る！ 最強の「足裏もみ」と「かかと回し」』
著者：福辻鋭記
☆書籍『血管がぐんぐん若返る！ 最強の「足裏もみ」と「かかと回し」』をAmazonでチェック
編集：青木 康（杜出版株式会社）
撮影：松岡伸一
WEB編集：FASHION BOX
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