水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】

水分不足は“老ける”!? 目標は“おしっこ1日1500mL”! 正しい水分のとり方【医師監修】

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肌が乾燥して、シワも目立つ……。そんなあなたは「水分不足」かもしれません! さまざまな不調をもたらす「老化」には、体の水分量が大きく関係しているのだとか。若々しさを保つためにも知っておきたい、水分との正しい付き合い方を、東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授・一般財団法人東京医学研究所附属クリニック医師の川嶋朗先生に伺いました。

≪目次≫
●乾いているな……と感じたら老化のサイン!
●水分不足は“ドロドロ血液”の要因に!
●新陳代謝に欠かせない水分の役割とは?
●潤う体をつくる水の飲み方とは?
●水分のとりすぎに注意! “むくみ”の原因と解消法
●教えてくれたのは……

乾いているな……と感じたら老化のサイン!

年齢とともに肌が乾燥したり、内臓機能が落ちていったり、いろいろな変化があります。そんな老化の大きな要因のひとつが「水分不足」であること、知っていましたか? 私たちの体は、胎児のときは90%が水分で満たされています。それが成人で約60%、老人では50%ほどに減少していきます。水分が減ることで、体にさまざまな老化現象が顔を出してくるのです。

水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】
この減り方をいかにゆるやかにするかが、体のなかも外も若さを保つためにとても大切です
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水分不足は“ドロドロ血液”の要因に!

体内の水分は「体液」と呼ばれ、細胞の外やなかに存在しています。私たちが、特に意識しやすいのが血液です。血液と血管は、栄養や酸素、不要になった老廃物を運ぶ器官で、ドロドロの血液をつくる要因にも水分不足が影響しています。血液は約80%が水分ですから、きちんと保水ができていないと、血液が水分を奪われてドロドロになって、詰まったり、血管に負担をかけたりすることにつながります。起床直後から午前中に心筋梗塞や脳梗塞が起きやすいのは、睡眠中に失われる水分のために血液がもっともドロドロした状態になるからです。

水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】
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血流は、汗とともに体温調整にも関わっています。水分が足りないと上手に発汗できず、外気温に順応することができずに夏には熱中症のリスクが高まるということになります。そのほかにも、毛細血管からもれてむくみなどの原因になるリンパ液、脳や脊髄に存在する髄液など、私たちの体はさまざまな形で水分が支えてくれています。

年齢とともに失われやすくなる水分をいかに補っていくか。上手に水分を循環できる体になることは、若さを維持して、美しくいるためにとても大切なこと。もし、水分不足を感じたら、ぜひ潤いある体づくりをはじめましょう。

新陳代謝に欠かせない水分の役割とは?

●栄養の運搬

血液を通じて、酸素や栄養分を全身に届けます。

 

●老廃物の排出

汗や尿を通して、体のなかの老廃物を排出します。

 

●体温調節

体温が上がったときは汗を出して体表を冷やし、寒くなると血液の循環をよくするなどして、体温を一定に保ちます。

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潤う体をつくる水の飲み方とは?

水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】
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私たちの体は新陳代謝によって、新しいものをつくって古いものを壊すシステムが常に働いています。その新陳代謝によって出る毒素をきちんと排出するためには、1日に1500㎖の尿が出るのが理想です。そのためには、外から1.5ℓ程度の水分をとることが必要とされています。理想は、常に尿の色が薄い状態で、こまめに水分を摂取すること。冷たい水は、体を冷やすので常温でとるようにしましょう。ただし、心臓や腎臓に持病がある人は、水分をたくさんとることが負担になる場合があるため、水分摂取については医師のアドバイスを受けてください。

水の飲み方のポイント

■1日1.5ℓを目安にとる
■尿の色が濃くなったら水分不足のサイン
■一度にたくさんではなく、こまめに飲む

 

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水分のとりすぎに注意! “むくみ”の原因と解消法

水分が増えすぎることも毒になります。代表的なのがむくみ。塩分のとりすぎや、筋肉が少なくなって体内で循環機能がきちんと働けていないと、血管の外側に水分が逃げてそれがむくみの原因に。運動、食事などの習慣の改善が解消の基本です。

正常な状態

水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】
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動脈から運ばれてくる栄養を含んだ血液は、静脈とリンパ管を使って動脈へと戻っていきます。

むくんだ状態

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静脈からの血液の戻りが悪くなることで、血管の外側にまで水分が溜まってしまう状態。

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●教えてくれたのは……

川嶋 朗(かわしま・あきら)先生

【Profile】
1983年北海道大学医学部医学科卒業、2003年東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所クリニックを開設、2014年には東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授、一般財団法人東京医学研究所附属クリニック自然医療部門を担当し、現在に至る。西洋医学と代替・伝統医療の統合を目指し、日々診療を行う。著書に『こむら返りは自分で治せる!』(宝島社)など。

(抜粋)

水分不足が“老け”の原因!? 潤う体をつくる水分との正しい付き合い方【医師監修】
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編集:藤田都美子
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WEB編集:FASHION BOX、株式会社エクスライト

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