家で起こる“食品ロス”を削減! すべておいしく食べる料理の新ルール
食材をすべて使いきる調理の工夫をしましょう【豚汁&常備菜&ガパオライス】
家で起こる食品ロスを減らすコツは、いつも捨てていた部分やしなびた半端野菜も上手に調理することです。余すことなく使うためのレシピを料理家の石澤清美さんに教えてもらいましょう。
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豚汁&常備菜&ガパオライスレシピ
A:ベジブロスは豚肉と合わせてうまみ倍増
ベジブロス豚汁
●材料(2人分)
豚バラ薄切り肉……100g
好みの半端野菜(大根の皮、キャベツの外葉、セロリの葉など)……150〜200g
ベジブロス……400mL
味噌……大さじ1と1/2
ごま油……小さじ1
●作り方
1:豚肉と野菜は食べやすい大きさに切る。野菜の硬い皮などは、甘みが出やすいように繊維を断ち切るように切る。
2:フライパンにごま油を中火で熱し、1を入れて炒めてベジブロスを注ぎ、弱めの中火にして7分ほどじっくり煮て味噌を溶き入れる。
<memo>ベジブロスは幅広く使えます!
和洋中のジャンルを超えて、スープや煮込みのだしに使えます。ベジブロスにえびの殻をプラスしても絶品に!
B:残った大きな葉物は刻んでもんで常備菜に
白菜のコールスロー
●材料(作りやすい分量)
白菜……250g
塩……小さじ1/2
A:マヨネーズ……大さじ2
A:酢、オリーブ油……各小さじ1
A:練りがらし……小さじ1/3
●作り方
1:白菜は繊維を断ち切るように細切りにし、塩をふってしんなりするまでおき、ぎゅっともんで水けを絞る。
2:混ぜ合わせたAで1を和える。
*保存は保存袋に入れて、冷蔵で5日ほど。
葉野菜の塩麴漬け
※ガパオライスの皿に添えています
●材料(作りやすい分量)
小松菜……100g
塩麴……小さじ2
●作り方
1:小松菜はざく切りにして保存袋などに入れ、塩麴を加えて全体にまぶす。
2:しんなりしたら軽くもみ、袋の空気を抜くように口を閉じる。
*保存は冷蔵で1週間ほど。
<memo>ふたつのメニュー、こんな野菜で作るのもおすすめ!
・キャベツ
・青梗菜
・ターツァイ
・セロリ
・大根など根菜の葉
C:少ししなびてしまった野菜は濃いめの味つけでごはんと和える
ガパオ風ライス
●材料(2人分)
ご飯……茶わん2杯分
なす、きゅうり……各1本
ピーマン……1個
ミニトマト……10個
ソーセージ……4本
にんにく……1かけ
卵……2個
A:オイスターソース、ナンプラー……各大さじ1
A:豆板醬……小さじ1/3
A:塩、こしょう……各少々
ごま油……大さじ1と1/2
●作り方
1:なすは薄い半月切りに、きゅうりは輪切りにし、ボウルに合わせて塩小さじ1/2(分量外)をふって混ぜ、しんなりしたら水けを絞る。
2:ピーマンは細切りに、にんにくはみじん切りにする。ソーセージは縦4等分に切ってから端から6〜7mm幅に切る。
3:フライパンにごま油を中火で熱し、1、2を入れてじっくりと炒める。Aを回しかけ、汁けが煮詰まるまでさらに炒め、ご飯を加えてよく炒め合わせる。火を止めてから、4等分に切ったミニトマトを加えてざっくり混ぜ、器に盛る。
4:フライパンに卵を1個ずつ割り入れ、目玉焼きを作り、3にのせる。
<memo>これにかえてもおいしい!
少ししなびてしまった野菜は、パスタや焼きうどん、焼きそばなど麺類と和えても◎。こちらのガパオ風ライスのご飯を、パスタにかえるのもおすすめ!
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教えてくれたのは……料理家 石澤清美さん
【PROFILE】
季節の食材を活かした、体にやさしいレシピが好評。国際中医薬膳師、国際中医師、ハーバルセラピスト。『捨てない料理 始末な台所』(マイナビ)など、著書多数。
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photograph:Miyako Toyota
styling:Yuko Magata
text:Kaori Akiyama
(リンネル 2021年5月号)
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