目利きの選ぶ“美しいもの”が知りたい!
世に美しいものは数あれど、たくさんの物を実際に見ている目の肥えた皆さんの選ぶ“美しいもの”が知りたい。オトナミューズ界隈のこだわりのある皆様にご協力いただき、多岐にわたる美しいもの、集めてみました。どこに“美”を感じるのか、7名の審美眼のありかとは。8名が登場した別記事とあわせて後編をお届け。
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編集者 中田裕子さん
「Sghr スガハラのスモーキーカラーグラス」
エディター兼スタイリストの中田さんは「毎日の暮らしの中で気兼ねなく使えて、その美しさを楽しめるものという点で、Sghr スガハラのスモーキーカラーのグラスを選びました」。「使うのを躊躇するほどは薄くない、程よい洗練されたシャープさを持ち、ニュアンスのあるカラーも絶妙。カラーグラスを入れるとテーブルコーディネートが引き締まります。テーブルの上にできる影を眺めながら、食事をするのが好きなんです」(中田裕子さん)
スタイリスト 加藤かすみさん
「ヴァネッサ・ミトラーニのフラワーベース」
オトナミューズの顔、スタイリスト加藤かすみさんからは花器を。「インテリアショップで一目惚れしたフラワーベースは、何とも言えない甘いピンクベースなのに、フォルムや金属との合わせ方でとてもモダン。その絶妙なバランスがあまりに美しくて、持って帰るという選択肢しかありませんでした。花を生けなくてもオブジェとしても成立するところも、好き」(加藤かすみさん)
編集者 間仁田菜緒さん
「脚本家・坂元裕二の書くセリフ」
「スッと沁みてギュッと心を掴んでくる、美しき言葉の応酬」と坂元裕二のセリフを評するエディター間仁田さん。「特に好きな『初恋と不倫』は、男女の手紙とメールのやりとりが延々綴られてるだけの往復書簡。情景描写もなければ、補足説明的な本文も一切なし。坂元裕二さんが生み出す会話劇の吸引力、ただそれだけ。言葉の美しさを思い知る最高の一冊です。話の流れも結末も大まかに記憶してるのに、何度読んでもその臨場感が薄まることはない。それどころか、毎回初見のような新鮮味すら感じるんです」(間仁田菜緒さん)
styling/チーフデザイナー 林 涼子さん
「カルバン・クラインの写真集」
ミニマルなデザインの美しさを愛する林さん。「長く手元にあって、ずっとこの先も飽きることがないと思うものです。“美しさ”って普遍的なものじゃないかと感じていて、まさにこれは私にとっての美。40年間に及ぶカルバン・クラインの広告ビジュアルを一冊にまとめた写真集は常にインスピレーションを掻き立ててくれます」(林 涼子さん)
写真家 MARCOさん
「BULY代官山店の内観」
「BULYの水性香水やハンドクリームの商品はデザインも香りも大好きだけど、特に代官山ブティックは何度行っても美しくてテンションが上がります。半地下の秘密の工房みたいな感じの場所に、植物の標本が埋め込まれた窓、真っ二つに割ったみたいにアシンメトリーな内装……。ときめかずにはいられません」(MARCOさん)
編集者 柿本真希さん
「ヴィンテージの灰皿」
煙草を吸うわけではないのに、ヴィンテージの灰皿に惹かれるというエディターの柿本さん。「夜中から明け方にかけて原稿を書くことが多いのですが、夜の静かな時間にぼーっと眺めるのがガラスとアクリル。仕事デスクの上にいくつか並べてあり、灰皿は小物入れがわりに。ヴィンテージ灰皿はへんてこなデザインが多いところが好き。分厚い頑丈さとガラスの繊細さの共存にも惹かれます」(柿本真希さん)
写真家 花盛友里さん
「nowosの服」
着る服のほどんどがnowosのものだという花盛さん。知る人ぞ知るファッションブランドで、ほぼ受注生産。それだけ素材と製造工程にこだわって作られています。「nowosの服は全部がものすごく計算されて作られているように思います。形と素材と、色と……すべてがこれでしかありえないという、最高のピースが合わさっているような。デザイナーの田島さんの情熱も感じるし、とにかく着心地もシルエットも美しい!」(花盛友里さん)
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photograph_YUMIKO MIYAHARA
(otona MUSE 2021年5月号)
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