モノトーンコーデとヘアメイクの素敵な関係
モノトーンの洋服を着る際、ヘアメイクはどうすれば?の疑問に、ファッションとヘアメイクのバランス提案に定評のある人気アーティストの笹本恭平さんがイマドキの極意をレクチャー。今回はフェミニンなブラックドレスに映える、日焼けした風な女っぽヘルシーメイクをご紹介します。
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ブラックドレスでフェミニンコーデ
胸元のフリルが大胆! ちょっぴりモードなブラックドレスを日常にサラッと纏うのもこの夏の気分。「デコラティブなドレスの日にメイクを盛ると印象がトゥーマッチになるので注意。ビターな甘さを感じるスモーキーピンクと真夏の太陽によく似たテラコッタカラーで表情を彩って、ヘルシーな女性らしさを追求すれば、ドレスとメイクが自ずと引き立てあってくれるはず」
青ラインでピュアなヌケ
日焼けした風なネオコケティッシュ顔
ブルーでピュア感を宿したスモーキーピンクの目元にテラコッタチークを合わせた、女っぽヘルシーな顔立ち。
EYE
ピンク × ブルーでフェミニンさを洗練
ブラウンとスモーキーピンクのアイシャドウをレイヤードしたら、ブルーのアイライナーを下まぶたのインサイドにだけ引く。「フェミニンなピンク系のまぶたに敢えてブルーを忍ばせることで、甘さを引き算しながらピュア感を添えたのがポイントです」。ブルーのラインでフレーム感は十分演出できているから、マスカラはキッパリ、レスに。「素のままのまつ毛が軽やかなヌケ感を叶えてくれるはず」
HOW TO MAKE-UP
セルヴォークの右下をチップでアイホールに広げたら、指でなじませる。左下をチップで二重幅広めに重ねる。下まぶたのキワに細チップで左下をなじませる、シャネルを下のインサイド全体に引く。
CHEEK
ヘルシーなテラコッタをピュアに、あどけなく纏う
テラコッタカラーを左右の頰をつなぐイメージで鼻の上に通すようにひとはけ。「頰の高さに横長の血色感をもたらすことで、太陽の下ではしゃいだあと日焼けしたようなムードに。強めのカラーを選びつつもチークの入れ方であどけなさを演出して、インパクトのあるブラックドレスの印象にヘルシーさを添えて」
HOW TO MAKE-UP
ブラシにチークを取ったら、手の甲で一旦トントン。ブラシの中にチークを満遍なく含ませる。頰の内側から真っ直ぐサイドに向かって楕円形にオン。ブラシに残った分を左右のチークをつなぐイメージで鼻の上にサッとひとはけ。このひと手間でリアルな日焼けっぽく。
LIP
うるツヤのヌードピンクが好バランス
リップはスモーキーピンク系のグラデーションで仕上げた目元とリンクした色をチョイスして、顔全体の統一感を意識。「肌に溶け込むようになじむヌードピンクのグロスで唇の印象を引き算しつつも、大人にマストなツヤ質感は死守」
HOW TO MAKE-UP
リップグロスを付属のスパチュラに取って、カジュアルに全体に直塗りしてフィニッシュ。メイク直しがリップクリーム感覚でできるところも嬉しい。潤いリッチなテクスチャーだから、どんなにおしゃべりしても唇がうるうるのままでいられる。
HAIR
シンメトリーなサラサラストレート
デザイン性の高いドレスにこなれ感を授けてくれるのは肩肘張らないシンプルに徹したヘア。「ドレスのテンションに引っ張られてあれこれやりたくなってしまう気持ちをグッとおさえて、とことんまで引き算。まるでヴァージンヘアのようなストレートヘアでサラッと着こなすことで、大人の余裕が浮かびます」
HOW TO ARRANGE
ブラッシングして髪の絡まりをとき、コームでセンターパートにする。ヘアオイルを手の平全体に薄く広げたら、髪全体になじませて。毛束を適量取り、ストレートアイロンを根元から毛先までサッと通す。このプロセスを全体に繰り返せば、サラッサラのストレートヘアの完成。
NAIL
ヴィンテージカラーを召しませ
笹本's EYE
纏うだけで手元が洒落るシャネルの夏カラーネイルに恋♡
「シャネルのネイルカラーはどの色を選んでも指先に女性らしい品格を授けてくれるところが素晴らしい。そしてリリースされる新色は必ずそのシーズンのトレンドを牽引する存在になる。チェックしない選択肢はありませんよ」。清楚なカラーも見逃せない。
ヘアメイクを提案してくれたのは、笹本恭平さん
ilumini.所属。圧倒的な洒落感とイマドキのヌケ感が共存するメイク提案で女優やモデルからの指名が後を絶たない人気ヘアメイクアップアーティスト。『otona MUSE』の誌面作りにも欠かせない存在。ささにぃ、ぽんささ、おささなどの愛称で親しまれている。
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photograph_MASAYA TANAKA[TRON]
styling_AKIKO KIZU
hair & make-up_KYOHEI SASAMOTO[ilumini.]
model_MIKIKO YANO
text_RINA ISHIBASHI
(otona MUSE 2021年7月号)
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