未成年者のカラダを狙う大人の卑劣な手口とは？ “ロリコン”だけではなかった！［YouTuberコレコレ］

「未成年とのセックスは犯罪です」（コレコレ）

いともたやすくスマホでインターネットにつながってしまう現代社会。スマホを持っているかぎり、児童や青少年であっても、インターネット犯罪に巻き込まれる可能性はゼロではない。

そんな“今の若い子”たちのリスクを危惧しているのがYouTuberのコレコレさん。自身の配信チャンネル運営を通して、若者が巻き込まれてきた事件を多数見聞きしてきたコレコレさんは、「Z世代がネット社会で自由を謳歌するのは早すぎる」と警鐘を鳴らす。

今回はコレコレさんの著書『告発誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』から、未成年者との性交渉をたくらむ大人の卑劣な手口を教えてもらおう。

書籍『告発誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』

著者：コレコレ

【拡散希望】未成年淫行／闇バイト／投資詐欺／マルチ商法／頂き女子／ネットリンチ／悪徳インフルエンサー……

ドン引きするような「悪事・ゴシップ」のオンパレード!!!!
YouTubeチャンネル登録者数155万人超（2021年10月現在）
「マホト児童ポルノ法違反」の暴露で大注目

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未成年のカラダを狙う大人たちの手口とは？

自分の身元を隠した大人たちがネットに潜み、若い女性たちの隙を狙っている。日々のニュースを見ていれば、大人の男が10代の少女を騙して家に泊めたり、あちこち連れ回して逮捕されたという事件が頻繁に報道されている。決して大げさな話ではないのだ。

典型的なパターンでいえば、まずSNSやネットを通じて目を付けた相手にコメントを付けたりDMを送って返信を待つ。

返信が来れば、そこからLINEやカカオトークなどのアプリに誘導し、他人の目が届かないところでやり取りをしながら距離を詰めていく。電話で直接、話をするようになれば、もう時間の問題だ。

「めちゃくちゃかわいい声だね」
「きっとキレイなんだろうなあ」

ネットの向こうにいる大人たちは、たいてい優しい。最初は女の子の話をじっくり聞いてくれるいい人で、悩みを聞いて心配してみせたりもする。もちろんそれはいい人を演じているだけで、本性はただヤリたいだけのクズである。

ある程度、会話を続けて信頼させたところで、「顔が見たいな」などと誘い出す。信頼させるために自分からも画像を送ったりもするが、それが本物である証拠などない。ほとんどの場合、ネットから拾ってきた他人の画像だったりするのだが、実はこれを確かめる方法はある。

検索サイト「Google」には「画像検索機能」があり、ネット上に同じ画像があるかどうかを検索できるのだ。ところが連中は、これがバレるのを回避するため、画像を加工して原型を分からなくしてから使っている。やけに手が込んでいるのは、最初から騙す気が満々の証拠だ。

そこから「どんな部屋に住んでるの？」「次は全身が映ってる画像を送ってよ」と徐々にエスカレートしていくのだが、一旦、相手を信用してしまうとブレーキをかけることは難しい。

顔写真の映った学生証など身元が分かるものを送ってしまったり、求められるまま卑猥（ひわい）なポーズで撮った画像を送ってしまったりもする。

たとえ画像は踏みとどまったとしても、ふざけた気持ちで交わしたエロい会話を録音されているケースもある。身元バレしていればこれだけでも脅迫のネタになってしまう。

ここまで来ると、すでにかなりの個人情報を知られているため、怖くなって関係を切りたいと思っても、もう逃げることは難しい。

「言うことを聞かなければ、お前の画像をネットに晒すぞ」

最後には豹変し、牙をむいて脅迫してくるのがお決まりのパターンだ。

奴らは間違いなく自分のやっていることが犯罪行為であることを知っている。知りながら、その犯罪行為を続けているのだ。要するにロクでもない連中だ。

仮に本当に普通の出会いを求めていたのだとしても、相手が未成年であることを知った時点で、それ以上、誘ったり性的な要求をしないのが大人の行動だ。それができない時点で、何かが壊れている。

ちなみに30代、40代のオッサンが10代の少女を狙うのは、何もロリコンという性癖の持ち主だからとは限らない。海外のある調査では、児童買春・児童ポルノ関連で逮捕された犯罪者の中で小児性愛者が占める割合は驚くほど低かったという結果も出ている。

ロリコンという性癖は、ある意味で仕方ないことだとは思う。妄想の中で思うだけなら犯罪ではないし、ギリギリ趣味嗜好の範囲だ。ただし、それを行動に移した時点でアウト。実際にコンタクトを取らなくても、画像や動画を所持するだけでそこに映っている少女が被害を受けることになる。こうした被害を防ぐために児童買春・児童ポルノ禁止法などの法律が定められているのは言うまでもない。

ネットで少女たちを狙う大人たちはそんなことは百も承知だ。それでもあえて10代の少女たちを狙うのは、自分が簡単に騙せる“弱い相手”であることを理解しているからだ。大人の女性が相手になると、さすがに簡単には騙せない。しかし肉体的にも精神的にも未熟な少女たちはそうではない。奴らは簡単に騙して支配することができるから10代の少女を狙うのだ。

改めて言っておこう。

日本の法律では成人した大人が18歳未満の未成年と「淫行」をすることは、一部の特殊なケースを除いて許されていない。ホテルや自宅に泊めるだけでも「未成年者略取」となる。

未成年はまだ判断能力が身についていない年齢とされ、大人たちには「子どもを守る」という義務がある。仮に少女側から誘っていても、本人が同意する録音などがあっても、脅されたり騙されている可能性がある以上、免罪符にはならない。

情報が古いのか、都市伝説のように信じ込んでいるのか、いまだに問題ないと勘違いしている人も多いようだが、これはれっきとした犯罪。特殊なケースとはすでに結婚の前提があり双方の保護者が認めているような場合で、それ以外はすべてアウトだ。

大事なことなのでもう一度書いておく。未成年とのセックスは犯罪です。

教えてくれたのは……コレコレ

1989年8月12日生まれ。広島県出身。YouTube、ツイキャス、ニコニコ動画などで活動するライブ配信者、YouTuber。ライブ配信の同時接続者数で日本トップクラスの実績を誇る。生放送で視聴者からの相談や暴露タレコミを受け付け、ネットの集合知を借りながらファクトチェックを進める配信スタイルが若者から熱狂的な支持を得ている。大手メディアも後追いした「ワタナベマホト児ポ法違反」「有名YouTuber・Ｔ豊胸事件」など、配信を通じて暴いた有名インフルエンサーのスキャンダルは数知れず。人呼んで「ライブ配信の王」「ネット界の文春砲」「日本一、視聴者の声を聞く男」。

YouTube ：コレコレチャンネル KoreTube
Twitter（メイン）：@korekore19
Twitter（サブ）：@korekore_ch

（抜粋）

書籍『告発誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』

著者：コレコレ