“神待ち”で「神」は現れない 現代の家出少女たちのリアル
援助交際やパパ活といった言葉は、30代以上の人でも聞いたことがあるはずだ。大人から金をもらうために若者が始める行為だが、その際の大人と少女たちの関係性も、最近のインターネット技術の進化とともに複雑化しているという。
YouTuberのコレコレさんは自身の番組のなかで家出少女になりすました「実験」を行ったところ、たちまち多くの大人から連絡が集まってしまったという。
コレコレさんの著書『告発 誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』に掲載された、現代の家出少女たちが直面する闇の世界をのぞいてみよう。
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なぜ少女たちは自ら裸の写真を送るのか?
性被害がなくならないのは、むしろ少女たちが自分から罠に飛び込んでしまっている状況もある。たとえば「家出少女」や「援交」の問題だ。
手っ取り早くお金が欲しい子たちは、驚くほど簡単に自分の「性」を金に換えてしまう。騙したり騙されたりという過程もなく、自分から「いくらくれる?」とエロ画像を送ってしまうのだ。金銭のやり取りはギフトカードや電子マネーを使ったやり方が定着しており、ネットにはそれが簡単にできる需要と供給が成り立っている。
ネットやSNSが家出少女や援助交際の温床になっているという現実は今に始まったことではないが、ほとんどの若者がSNSを使うようになり、リスクはより身近になっている。
現時点で性被害の窓口になっているSNSは圧倒的にTwitter が多い。(中略)
双方をつなぐワードは時代によって変化しており、新しいネットスラングも自然発生的に生まれている。たとえば以前から使われている「神待ち」という言葉は、真面目に暮らしている大人が現実で聞くことはまずないはずだ。これは家出をして泊まる場所がない少女が誰か泊めてくれる相手を探すためのワード。少女にとって、追い込まれた自分を泊めてくれる相手は「神」というわけだ。
だが、見知らぬ家出少女を家に泊めようなどと考える大人が「神」であるわけはない。(中略)
私の配信でも試しに「#家出女子」というハッシュタグを付けてツイートしてみたことがある。公開した動画を見てもらえば分かるのだが、わずか10分間ほどで、あっという間に80件を超すDMが集まってきたのには呆れてしまった。(中略)
ここ数年でよく目にするようになった「パパ活」も、要は援助交際や買売春を言い換えただけで、やっていることに変わりはない。
この状況だけでも十分に問題なのだが、さらに深刻なのは、家出やパパ活をしている少女たちを、さらに食い物にするための罠がいくらでもあることだ。
Twitter で見つけた「エッチな画像を送ってくれたらAmazon ギフト3000円あげるよ」というアカウントに、軽い気持ちで画像を送ったところ、約束の報酬はもらえず、それどころか逆に画像をばらまくと脅されて仕方なく私のところに相談してきた子もいる。
パパ活のケースでは、男が自分の身分を証明するために健康保険証やマイナンバーカードを渡してきたので信じたところ、まんまと金も払わず逃げられたという相談があった。身分証に書かれた住所は単なる公園で他の手がかりはゼロ。配信で取り上げたところ、他のリスナーからも同様の被害に遭ったという連絡が来た。
実は、公的な身分証でも引っ越しや別住所での登録、再発行などを駆使すれば複数枚を所持することが可能だし、ネットを探せば身分証を偽造するためのサイトを見つけることもできる。
他にも、「芸能人や有名インフルエンサーに会わせてあげる」「デビューできるようにプロデュースしてあげる」といった古典的な詐欺もいまだに聞く。
つい先日は、12歳の少女がSNSで見つけた歌舞伎町のイケメンホストに「処女をもらってください」と連絡してトラブルになった事件が報じられている。このところ夜の歌舞伎町界隈の治安は一段と悪化しており、ホストが未成年とセックスしてわざと避妊をせず、終わった後でアフターピル(緊急避妊薬)を売りつけているという告発もあった。クスリも海外から数千円で取り寄せたものを1万~2万円で買わせており、その後も客として店に通わせるため、少女たちはパパ活に手を染めて金を稼ぐようになるのだという。
騙された少女たちは、自分にも負い目があるため親にも友達にも相談できず深みにはまっていく。私の配信に相談に来る子は、かろうじて踏みとどまることができたとも言える。一度でもボーダーを超えてしまうと、その先には簡単には抜け出せない泥沼が口を開けて待っている。
こうした状況は以前からあったのだが、ここ2~3年の間、特にコロナ禍が始まって以降は特に増えており、ネットカフェ難民などもターゲットになっている。被害に遭っているのはやはりほとんどが10代だ。
それぞれに仕方のない事情があるのは分かる。思春期にありがちな家庭や学校での孤独や疎外感、好奇心、プライド、大人びた行為への憧れや同世代への優越感、貧困や虐待、そして金のためと理由は様々だ。だからこそ社会や大人の助けが必要なのだが、残念ながら世の中には悪意のほうが多くあふれている。
私から言えるのは、「援交やパパ活はやるな」「SNSで出会った人間を簡単に信用するな」という当たり前のことぐらいだが、説教くさい忠告はなかなか届かない。大人から見ると、もっと別の選択肢もあるはずなのだが、若い時は考えが及ばない。
それに、どう生きるのかは、結局はそれぞれの選択だ。好きにすればいい。ただ、極めて高いリスクがあることだけは覚えておいてほしい。リスクのツケを支払うのは自分なのだ。
教えてくれたのは……コレコレ
1989年8月12日生まれ。広島県出身。YouTube、ツイキャス、ニコニコ動画などで活動するライブ配信者、YouTuber。ライブ配信の同時接続者数で日本トップクラスの実績を誇る。生放送で視聴者からの相談や暴露タレコミを受け付け、ネットの集合知を借りながらファクトチェックを進める配信スタイルが若者から熱狂的な支持を得ている。大手メディアも後追いした「ワタナベマホト児ポ法違反」「有名YouTuber・T豊胸事件」など、配信を通じて暴いた有名インフルエンサーのスキャンダルは数知れず。人呼んで「ライブ配信の王」「ネット界の文春砲」「日本一、視聴者の声を聞く男」。
YouTube :コレコレチャンネル KoreTubeTwitter(メイン):@korekore19
Twitter(サブ):@korekore_ch
(抜粋)
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