【更年期】今こそ向き合おう! 老後も見据えた『膣まわりのケア』

更年期は閉経を挟んだ前後5年の10年間。平均的な閉経年齢は50.5歳と言われているので、まさにGLOW世代は更年期世代。カラダもココロも不安定になるこの時期こそ大事なセルフケアについて、編集長井下がぜひみなさんとシェアしたいネタをお届けします。

「女性圏外」フラグ!? 枯れ気味な毎日の中で
一冊の本との出会いが自分のカラダと向き合うきっかけに

更年期の“何となく不調”を抱えつつ、「この年齢になると、女性圏外な気分になるなぁ」なんて思う日々……。そんな私にとって目からウロコだったのが『枯れないからだ』(河出書房新社刊)。植物療法士、森田敦子先生の著書です。この本は、まさに更年期世代のための本。『はじめに』に書かれている一節「あなたの体の中には、あなたがもっと健康に、美しく、そしてもっともっと幸せになるパワーが宿っています」の言葉に惹かれて読み進めると、森田先生による易しくも優しい文章で、フィトテラピーとセクソロジーに基づき、マッサージやトレーニングから摂りたい食材、睡眠の重要性などについて説明されていて、いかに自分のカラダ=膣まわりのケアが大事なのかということがわかります。

『枯れないからだ』 植物療法士 森田敦子著 1320円(税込) 河出書房新社

 

いや何と言っても衝撃だったのは、バイブレーターが「女性のヒステリー・更年期特有のイライラ、自律神経などを治療する道具として、イギリスで開発された医療機器」だということ! みなさん、知ってました? 私、まったく知りませんでした。それ程までにセクシャルセルフケアって、大事なんですね。“大人のおもちゃ”と呼ばれているために、多くの人が偏見を持っているのではないでしょうか。ほかにも「閉経しても女の人生は50年続く」とか、「更年期は幸年期に変えられる」とか、名言ぞろい。介護問題で気になるVIO脱毛を含めて、「膣まわりのケアこそ最高のエイジングケア」なのです。

敏感肌でも安心して使えた! Waphytoの膣ケア専用プロダクト

そんな訳で、うすらボケの認識しかなかった私は膣ケアに目覚め、森田敦子先生の監修するWaphyto(ワフィト)の〈インティメイト ウォッシュ〉と〈インティメイト オイル〉を使ってセルフケアをスタート。もともと肌が弱いため「かぶれたり、かゆくなったりしないかなぁ」とちょっと恐る恐るではありましたが、私の肌には問題ありませんでした。

右:デリケートゾーンにふさわしい植物成分が厳選配合された〈インティメイト ウォッシュ〉120mL 2750円(税込) 左:乾燥ケアに最適の〈インティメイト オイル〉30mL 8800円(税込) ともにWaphyto

 

デリケートゾーン用に弱酸性の処方設計された〈インティメイト ウォッシュ〉は、なめらかでふんわりとした泡立ち。本に書かれていたように、そっと優しく洗浄します。デイリーケアはその後に、ラインで展開されている〈ルブリカント〉で保湿するのがおすすめ。

〈インティメイト オイル〉は本来、スペシャルケアとしてマッサージ用なのですが、膣ケア初心者で乾燥が気になっていた私は保湿として使ってみたところ、サラッとしたテクスチャーでベタつきもなくいい感じ。オイルを手で温めると心地よいですよ。

生理周期&自律神経が整って、ごきげんヴィーナス期

いい感じ~♪なんて、ごきげんでケアを続けていたら不安定に傾いていた月経が再開! これ、ホントびっくりしました。カラダって正直なんですね。メンタル面でも変化があって、常にせかせかと交感神経びんびん物語だったのに、気持ちも穏やかでヘタしたらのんびりすぎる位。自律神経も整ってきているみたいです。膣まわりのケアで、更年期がまさに“ヴィーナス期”(※)になりますよ!!

「女性圏外」なんて思っていた自分が情けない……。

■オマケ

こちらはつい最近飲み始めた株式会社アイセイ薬局の〈キレイ創巡茶〉。アン ミカさんプロデュースによるルイボスティーベースの和漢茶。黒クコの実、レイシ、なつめ、とうもろこしなど、9種類の和漢素材を使った「忙しい女性の体と心に寄り添う」ブレンドティーは、着色料・保存料・香料・甘味料不使用なので安心して飲め、ノンカフェインだから寝る前のリラックスタイムにぴったりです。このところ続いている不眠っぽい症状改善に期待!

※GLOWでは40~50代特有の体の変化期である更年期を「ヴィーナス期」と表現しています
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
写真・文/井下香苗(GLOW編集長)

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ