日本生まれの香りブランド“SHOLAYERED” 京都 ねねの道店 オープン!
香り好きの方ならすでにご存じであろう「ショーレイヤード」。このブランドは2012年に誕生した日本のフレグランスブランド。ブランドを率いるのは、フレグランスプロデューサー石坂 将氏。カフェを併設した、恵比寿の本店からスタートし、現在店舗は全22店。この短い期間に続々とショップをオープンさせる、人気の理由が知りたく、さっそく京都へ!
豊臣秀吉の妻である、北政所ねねが、秀吉の死後余生を過ごした高台寺。この西側に位置する「ねねの道」にオープンした新ショップ。御影石を敷き詰めた石畳の通りは、京都らしい風情で国内外のツーリストに人気のスポット。
店内は1Fにカフェとショップ、地下には南フランスの調香師の隠れ家を思わせるような、ユニークな調香ルームが。ここでは、「フレグランスデザイン」の体験が可能。スタッフにより香りのコンサルテーションをしながら、30種の香りからお気に入りをセレクトし、自分好みに配合。その後、ボトル、キャップ、ラベルなどを自由に選んで自分だけの香りを作成。(要予約・7,000円~11,000円※セレクトするボトルやキャップによって金額は変動)。
また、二つのストーンを合わせたパッケージの「1945」シリーズや、ディフューザーなど定番アイテムも人気。求められている香りをリリースすることで、人に寄り添う香りブランドでいたいと石坂氏は語る。前職から香りに携わってきた彼は、世界中の人気フレグランスをかたっぱしから自分で試し、配合、ボトル、パッケージデザイン、キャッチコピーなどをまとめた「フレグランスダイアリー」を数年に渡り綴ってきたそう。その中で日本人に好まれる香りは何か、たどり着いた答えがショーレイヤードの前向きになれる香りのラインナップなのだそう。
初心者でも楽しめる調香体験
「フレグランスデザイン」は、スタッフが丁寧に相談にのってくれるので、香り初心者こそためしてほしい。完成までの時間は1時間程度。以前に東京・恵比寿の本店でも体験したことがあったのだが、ここ京都にきたときに感じた、いまの気分に合わせ再度オリジナルフレグランスを作成。今回は「オリーブウォッカ」と「シャンパン」を1対1で配合。和テイストのレザーラベルに、ゴールドのキャップを合わせ完成!
観光の途中に立ち寄りたいお洒落カフェ
恵比寿本店に続き、カフェを併設する店舗は、京都が2件目。写真映えするユニークなフレグランス・ノンアルコールカクテル(2,640円)やスムージー(1,540円)、フレグランス・パフェ(2,640円)などが人気。また、ホットサンド(1,320円)やパエリア(1,980円)などの軽食も楽しめる。
ベストセラーのフレグランスをチェック
シトラスフローラルの香りがとにかく人気という“SHOLAYERED”。空間の香りを美しく飾るディフューザーなどはギフト需要としても高い。また、「ボディスプレー 100ml フィグ&ピーチ」が、本年5月15日に登場! 今後もいろいろな香りのバリエを展開予定なので、ぜひチェックして。
フレグランスプロデュサー 石坂 将氏
英国Lancaster大学大学院にて修士課程を修了後、商社入社。オリジナルブランドの開発チームに所属し、2010年にプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカーセントネーションズ立ち上げ。数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。オリジナルブランドサイト、SNSアカウントにて情報発信中。
SHOP DATA
SHOLAYERED 京都 ねねの道店
〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下る下河原町463-29
☎075-532-1632 営業時間10時~17時
text:MISAKO UMEDA[& ROSY]
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