「あれもやりたい」「これもやらなくちゃ」と思うことはたくさんあるけれど、忙しさに追われて生活していると、なかなか時間が確保できませんよね。1日どころか1週間、1カ月がアッという間に過ぎていき、気がつけばやらなきゃいけないこと自体を忘れてしまっていることも……。
そんな人に参考にしてほしいのが、藤沢優月さんの時間管理法。ベストセラー「夢をかなえる人の手帳」シリーズで知られる藤沢さんが、忙しい日々の中で気をつけていることや、余裕をつくる手帳の使い方などを紹介します。
時間にゆとりができれば、心も豊かになります。なかなか予定通りに行かなくて、最近イライラしているな……と思っている人は、早速チェックしてみて。
教えてくれたのは・・・藤沢優月さん
文筆業/累計168万部突破中の「夢かな手帳」シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や『THE LITTLE BOOK of TIME AND LIFE – なりたい自分になる7つのステップ』ほか、著書多数。 http://www.officeonsa.com
準備などの“透明な時間”を意識することが大切
藤沢さんによると、時間の管理はお金の管理と同じく、あるものの中でやりくりしていくことが大切だそう。
「例えば私の趣味のスノボも、持参したコーヒーセットで仲間と一緒に淹れたてのコーヒーを飲んだり、お弁当を食べる楽しみをプラスすると、もっと有意義な時間になるんです。そのためには準備が必要ですし、スケジュール帳には買い出しや道具のお手入れ、移動の時間も書き込み、準備の時間を前もって確保しています」
この準備の時間を、藤沢さんは“透明な時間”と呼んでいるとか。
「絶対必要だけどスケジュール帳には書かない人が多いですよね。でも“透明な時間”は突然湧いて出てくるものではありません。意識しておくと出かける前にバタバタせずにすみ、今まで以上に時間の満足度が上がると思います」
時間軸に書き込むことで“透明な時間”が見えてくる
“透明な時間”を確保するためには、時間軸が入ったスケジュール帳を使い、まずは睡眠や家事などのはずせないルーティンワークの時間にきちんと線を引きましょう。
「“透明な時間”を書き込むことで使える時間が見えてくるので、どんなこともまずはスケジュール帳と相談しています」と、藤沢さん。生活に合ったスケジュールを組むことで、心のゆとりも生まれますよ。
藤沢優月さん流 手帳の選び方
〼バーチカルタイプであること
〼携帯しやすいサイズ
〼TO DOや買い物リストを書き込む余白がある
スケジュール帳に予定を書き終えたら、今まで気づかなかった隙間時間が見えてくるかもしれません。
「その時間は自分がワクワクできることを考えて、出てきたアイデアも全部スケジュール帳に記しておくと、1年分の楽しいことがギュッと詰まった一冊になる」と、藤沢さん。
1年を振り返ったときに「今年はあれができた」「こんなことにも挑戦できた」と、自分の生き方をもっと好きになれたらいいですね。
こだわりが詰まったベストセラー手帳
『夢をかなえる人の手帳 2018』¥1,620(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12カ月分の書き下ろしエッセイやワクワクすることを記入するページも!
(リンネル編集部)
photograph:Chihaya Kaminokawa
text:Mai Takasaki
illustration:Yumi Miyashita
編/FASHION BOX
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