壮絶過ぎる青春映画の傑作『最初で最後のキス』で涙して!

カルチャーハンターよしひろまさみちのモロモロカルチャーニュース

脳天気な感じでは紹介しにくいんだけど、この青春映画は観なきゃ損。『最初で最後のキス』は、イタリア映画の人気脚本家イバン・コトロネーオが、アメリカで起きたある事件にインスパイアされて執筆した小説を、彼自身がメガホンをとって映画化したモノなの。

ラストの壮絶さは、もう未体験ゾーン!

田舎の高校に転校してきたゲイのロレンツォは、学校で浮きまくり。でも、そんな彼同様に友達の輪に入れない男女が急速に仲よくなって、ようやく彼らなりの楽しい青春を送ることができるようになるのよ。ところが、そんな彼らが、普段は反目しているクラスメイト達へ復讐を企てたことから物語は一転……。もう、ラストの壮絶さったら、マジで未体験ゾーン。

涙なしでは観られない掘り出しモノ映画

学生時代を振り返ってみると、くだらない見栄とかプライドとか偏見とかが原因でいざこざが起きてたじゃない。それを、見事な構成で描いてるのよ。特にロレンツォのポジティブさには、最後の最後で泣かされるはず。こりゃ掘り出しモノ映画よ。

『最初で最後のキス』
story:イタリア北部の田舎町。都会のトリノから転校してきたロレンツォ(R・G・リッツベルガー)は、個性を隠さない言動から浮いた存在に。だが、同じく学校生活になじめていないブルー(V・ロマーニ)やアントニオ(L・パッザッリ)と親しくなり、彼らはクラスメイト達への復讐を試みる。

監督:イバン・コトロネーオ
出演:リマウ・グリッロ・リッツベルガー、ヴァレンティーナ・ロマーニ、レオナルド・パッザッリ ほか
配給:ミモザフィルムズ、日本イタリア映画社
公開:現在公開中、全国順次ロードショー
(C)2016 Indigo Film - Titanus
(sweet編集部)
取材・文:よしひろまさみち
編:伊藤香澄(vivace),  FASHION BOX
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