消費税10%まで残り1年!人気FPが語る家計の防衛策とは?

私たちの生活を左右しかねない制度変更。今回は2019年の消費税率引き上げについて、人気FP(ファイナンシャルプランナー)の深野康彦さんに解説してもらいました。

※『大人のおしゃれ手帖』10月号掲載記事を再編集しています

【教えてくれたのは…】
ファイナンシャルリサーチ代表
深野康彦さん
業界歴30年目のベテランFPの1人。各種メディアを通じ、家計管理の重要性や投資の啓蒙などお金まわり全般に関する情報を発信。

 

2019年には消費税率が8%から10%に引き上げに

2019年に予想される大きな変更といえば、やはり消費税率の10%への引き上げです。

「過去を振り返ると、97年4月の5%への引き上げ直前、そして2014年4月の8%への引き上げ直前に、消費増税で生活が苦しくなったことを記憶している人たちを中心に、長期間ストックできるものなどへの駆け込み需要が起こりました。今回も同様の可能性があります」

 

消費増税後の支出増を見越した備えを!

前回の増税時同様、住宅ローン減税など、消費意欲を低迷させないための措置がとられる見込みもあるといいます。

「19年10月には、五輪関連のインフラ整備も一段落し、景気にも陰りが見え始めている可能性も…。そのため、前回は自粛が求められた、駆け込み需要を見込んだセールが認められる可能性もあります」

とはいえ、現時点(18年8月)では、実施の可否を含めて、まだ未定の段階です。

「様々なことが決まるのは、これから年末にかけて。日々、ニュースを真剣にチェックし、消費増税の前後にどんなことが起きるかを予想しながら、生活をどう防衛するかを考え、できることから実行することが不可欠だといえるでしょう」

(大人のおしゃれ手帖編集部)
text:Hiroko Ohyama
illustration:Natsuki Suyama
edit:FASHION BOX
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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