最近、昭和から平成にかけてスクリーンやテレビを彩った俳優や歌手、タレントの訃報が相次いでいます。そのたびに、テレビの情報番組では、個人をしのぶとともに、葬儀の様子が映し出されます。通夜や葬儀の様子を伝えるとともに、参列した故人と親交のあった有名人の表情やインタビューが流れるのがお決まりになっています。
そんなときに気になるのが、参列者の服装です。葬儀に個性は不要で、目立たたないのがいちばんなのですが、中にはちょっと独特の装いで訪れている人もチラホラ。最近も、SNSなどで某女優の参列ファッションや小物がおかしいのでは?と話題になったことが。
人のふり見て我がふり直せ、ではありませんが、厳かな葬儀・告別式の席では、無作法・不調法のないようにしたいもの。まずは、キチッとしたいのが、参列時の服装でしょう。
ここでは、女性の葬儀・告別式への参列時の服装の整え方をご紹介します。
上下は黒無地
*ワンピース、アンサンブル、ツーピースなど。
*肌の露出を控え、襟の詰まった上着や長いスカートを着用する
ネックレスをつけて正装に
*黒か白の真珠(パール)、黒オニキス、黒曜石の一連のものを着用(通夜の場合はつけなくてもよい)
ストッキングは黒または肌色
*カジュアルなイメージのタイツはNG
靴は布製の黒のパンプス
*光沢があるもの、金具つきのもの、ヒールが高すぎるものは避ける(革製も可)
髪は黒いゴムやピンでまとめる
正装になるようにネックレスも準備を
喪服は黒のワンピース、アンサンブル、ツーピースが基本ですが、黒のブラウスとスカートでの代用も可。ただし、葬儀・告別式では、黒か白の真珠(パール)か黒オニキス、黒曜石の一連のネックレスをつけないと正装になりません。(TJ MOOK『急なお葬式で困らない本』P55より引用)
これから寒い時期を迎えますが、そんなときに迷うのが防寒具の扱いやマナーですよね。
防寒具にもマナーあり
冬場の参列でコートを着用する場合は、会場内に入る前に脱ぐのがマナー。色やデザインは地味なもので、殺生(せっしょう)を連想させる毛皮や革製のものはNG。マフラーや手袋といった防寒具にも同様の注意が必要です。(TJ MOOK『急なお葬式で困らない本』P55より引用)
一度覚えてしまい、身につけば何の心配もない葬儀・告別式のマナー。迷ったときのために、身近に参考となる本を常備しておくのもおすすめ。そんなときに頼りになるのがTJ MOOK『急なお葬式で困らない本』。参列する側のマナーや常識だけでなく、喪主になった場合の段取りから費用、手続きなども網羅した頼もしい一冊です。
TJ MOOK『急なお葬式で困らない本』
監修:岩下宣子
https://tkj.jp/book/?cd=TD288141
text: P.M.A. Tryangle
edit: FASHION BOX
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